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2019年6月

2019年6月27日 (木)

老健いっぷくで森町小の3年生と交流会

6/7、三条市立森町小学校の3年生18名が介護老人保健施設いっぷくを訪れ、2階にいらっしゃる入所ご利用者と交流会を行いました。

5/24(森町小の3年生が老健いっぷくを施設見学!)は児童のみなさんに施設やご利用者の様子を見ていただき、交流会でどのような遊びをするのか考えていただきました。

初回の交流会、どんな交流会になったのでしょうか。

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まずはご利用者の前に並んで「大谷地(住んでいる地名)の〇〇(名前)です。好きな食べ物はいちごです」といったように、1名ずつ自己紹介をしていただきました。

地名を聞くと親しみを感じるのでしょうか。ご利用者のみなさんに「おお~」「うんうん」といった反応が。

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「茶摘み」や「ずいずいずっころばし」を歌ってくれたり、

鍵盤ハーモニカで「かえるの歌」や「かっこう」を演奏してくれました。

どれもご利用者のみなさんには馴染みのある歌ばかり。

懐かしそうに口ずさんだり、歌に合わせて職員と手遊びをするご利用者もいらっしゃいました。早くもご利用者のハートを鷲掴みです!

 

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児童のみなさんが用意してれた影絵やボールやお手玉を使った遊びなどを楽しみました。

「どこに入れればいいんだね?」

「どこでもいいけど、ここが一番得点高いからこの辺から転がしてみて!」

「これは何点らね?」

「200点!やった~」

とご利用者と児童のみなさんも盛り上がっていました。

 

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最後は握手をして「今日はありがとね」「次はいつ来るんだね?」「また来てね」と言ってお別れしました。

 

森町小学校のみなさん、この度はありがとうございました。

次回の交流会も楽しみにお待ちしています。

小澤


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2019年6月25日 (火)

かもしか病院に絵画を寄贈していただきました

この度、かもしか病院に絵画2点が寄贈されました。

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寄贈してくださったのは、かもしか病院のご利用者であった塩原勲様のご家人です。

塩原様は美容師を50年続ける傍ら、趣味で彫刻や絵画の制作に熱心に取り組まれ、

三条市美術展などで数々の賞を受賞されたそうです。

 

寄贈していただいた作品は、第8回三条市美術展に出品、優秀賞を受賞された作品です。

 

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作品名は「魚」。雅号は「北原雅夫」。

※画家などが本名の他につける名前のこと。

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他にも魚を描いた作品を寄贈してくださいました。

塩原様は魚が好きで、特に釣りが趣味だという息子さんが釣ってくる魚を食べることが楽しみだったそうです。

 

当時、塩原様の担当医師であった北澤先生が「いつか病院で塩原さんの絵が見れるといいなぁ」と言っていたことをご家人が覚えていてくださり、塩原様がお亡くなりになった後、ご家人により寄贈されました。

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油絵ですので、遠くから作品を眺めるのも楽しいですが、

近くで見ると絵の具の凹凸が随所に見られ、細やかな筆遣いを見て楽しめます。

 

作品はかもしか病院の正面玄関を入って左の廊下に展示させていただきました。

ご来院の際はぜひご覧ください。

 

塩原様、この度は素敵な作品をご寄贈いただきまして本当にありがとうございました。

小澤


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2019年6月21日 (金)

老健いっぷくで特別な食事

6/7、介護老人保健施設いっぷくでは特別な食事をお出ししました。

※希望される方のみ。別途216円を頂いております。

今年度初の特別な食事。気になる献立はというと・・・

 

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おはぎ、すまし汁、天ぷらの盛り合わせ、おひたし、あじさいゼリーです。

栄養課職員が食事中のご利用者の元へ行くと・・・

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「おめさんいいとこに来たね~。このおはぎ、ばかうんめっけおめさんにもやるて!」

「わたしはいいの!仕事中につまみ食いはできないよ~」とまるでおばあちゃんとお孫さんのやり取りのようでした。

 

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「きょうのお昼どうですか?」

「俺はおはぎより普通のご飯の方がいいね」

「〇〇さん、いつも反対の事言うよね、おはぎ美味しかったんだね」

「ふふ」

 

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ご利用者のみなさんからは

・昔よく家で作ったおはぎが食べられてよかった

・天ぷらがサクサク、えび天もあって嬉しい、とにかく豪華!

といった感想が沢山聞かれました。

 

特別な食事の取材を終えたあと厨房へ。

「ご利用者のみなさんの反応、どうでしたか??」と少し心配そうな表情を浮かべていたのは、日本フードリンクの日下部店長。

私が「“天ぷらが豪華!おはぎもうまい!”と嬉しそうに召し上がってました」と報告すると

よかったよかった、と胸をなでおろしておりました。

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日下部店長より「長いこと田舎に住んでおられるお年寄りには、洋食のようなハイカラな献立よりも、ぜんまいなど地ものを使った献立や郷土料理をお出しする方が喜ばれるようです。

ゴマのおはぎでは、ゴマが飛び散らないように見た目にも気を使いました。

今回は本部の社員も助っ人で来たんですよ。彼が揚げる天ぷらは絶品だと好評です!」

とコメントを頂きました。

 

日本フードリンクさん、いつも美味しい食事をありがとうございます。

今年度の特別な食事はあと3回。またその都度レポートしたいと思います。

小澤


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2019年6月18日 (火)

景勝八木ヶ鼻を望みながらお茶会:老健いっぷく

6/6、介護老人保健施設いっぷくでは、普段なかなかお外に出る機会のない

入所されているご利用者約20名をお連れして八木ヶ鼻オートキャンプ場へおでかけツアーに行ってきました。

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駐車場の一画にテントを張りました。

前日の夜に雨が降り、当日の朝も曇りと少し肌寒いお天気でしたが

ご利用者のみなさんが到着する頃には晴れ間も見え始めてきました。

 

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ご利用者を乗せた送迎車両4台が続々とやってきて、ご利用者がテントに大集合。

「八木ヶ鼻がよく見えるいい場所ら」「今日は何するんだね?」「ちっと肌寒いろも外はいいもんらね」という嬉しい感想を早速頂きました。

 

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まずは緑茶で乾杯。お茶会のスタートです。

「普段飲んでるお茶と違うの、分かるかな?」

「うん、今日のお茶はばかうんめ。高級茶らかね?」という職員とご利用者の会話も聞こえてきます。

 

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ここでシューアイスの登場です。

「〇〇さんアイス好きだったよね」「普段シューアイスなんて出ないもんね、珍しいよね」と職員。

当施設の行事でシューアイスをお出しすることがあるのですが、毎回ものすごいスピードで完食されるので、取材に行くと毎回びっくりしてしまいます。

 

最後はご利用者のみなさん、職員で八木ヶ鼻を背に集合写真も撮りました。

(事情があってブログに載せられないのですが、みなさん笑顔で手を上げたりピースをしたりととっても素敵な写真が撮れました!)

 

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ご利用者同士で地域のお話や、下田にかつて沢山あった「炭焼き小屋」などの昔話にも

花が咲き、笑いが絶えないお出かけツアーとなりました。

小澤



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2019年6月17日 (月)

いっぷく卒業セレモニー開催:老健いっぷく

5/30に介護老人保健施設いっぷくのデイケアサービスで、ご利用者Yさんの「いっぷく卒業セレモニー」が行われました。

Yさんが「いっぷくを卒業することになったら卒業式をしてほしい」と仰っていたことを職員が覚えており、この度晴れて卒業セレモニー開催に至りました。

 

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スタッフルームに行ってみると「見て~!Yさんの賞状作ったの~。額縁にも入れたよ。きっと喜んでくれると思う!」と職員。早くもお祝いムード一色です。

どなたが賞状を渡すのか聞いたところ、施設長が不在のため、急遽リハビリ課課長の本田さんが当施設を代表してYさんに賞状をお渡しすることになったそう。

 

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「本当に俺でいいのかな~。すっごい緊張する~!」と本田さん。

「何言ってんのよ~適任じゃない!ていうか全然緊張しているように見えないけど!アッハッハ!」と後ろの方で女性職員。職員も大盛り上がりです。

 

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卒業セレモニーはデイケアサービスのご利用者が集まるデイルームにて執り行われました。

しんみりしたムードは全くなく、馴染みのご利用者や職員の笑顔、大きな拍手、時々笑い声に囲まれた大変和やかな卒業セレモニーとなりました。

 

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ご自宅にお送りする前の一コマ。ご自分の足でしっかりと歩き玄関に向かわれました。

リハビリテーションを頑張ってこられた賜物ですね!

職員は「Yさんまたね~。バイバイ!」「わたし通勤のとき毎日Yさんちの前通るからさ、8時10分くらいになったらお外出ててよ~」「卒業してもまた遊びに来てくださいね」

と会話を交わしてお見送りしました。

 

Yさんについて支援相談員の味田さんにお話を伺いました。

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利用当初から関わらせていただいた職員は「内向的で年齢よりもずっとお年に見えた印象だった」と言います。

ご病気により61歳で当デイケアサービスの利用を開始しました。当時は意欲の低下や食欲不振、周りへの関心も薄れていたようでした。

ご家族からも利用に際し「本人は否定的で文句も言うかもしれませんがよろしくお願いします」とのことでした。

そして9年という歳月が流れ、今回の介護保険の更新においてご本人、ご家族の希望にて

介護保険の更新はせず、ご自宅で頑張ってみるとのお話を担当ケアマネジャーさんからお聞きしました。

 

ご本人の現在のデイケアサービスでのご様子ですが、自主的にプログラムをこなし、脳トレ用のプリントの活動では同席の方にアドバイスをされたり、

ご利用者様からも「師匠、先生」などと呼ばれている様子を何度となく拝見したことがあります。穏やかに過ごされるなかでご本人も卒業の決断をされたのだと感じました。

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Yさん、この度はデイケアサービスご卒業おめでとうございました。

これからも変わらず元気にお過ごしください。

小澤



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2019年6月12日 (水)

老健いっぷくで西けんじさんの懐メロ歌謡ショー

5/28、介護老人保健施設いっぷくのデイケアサービスに、歌のボランティア、西けんじさんがいらっしゃいました。

 

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西さんは当施設の他にも色々な高齢者施設で懐かしの昭和の演歌や歌謡曲を歌う活動を長年なさっており、それは大変人気の歌謡ショーなのだそう。

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懐メロ歌謡ショーは14時からスタートする予定でしたが、この時はまだ10分前。もうすでに始まっているではありませんか・・・。サービス精神旺盛な西さんです。

ご利用者のみなさんのみならず職員も西さんの歌声にうっとりと聴き入っています。

わたしも写真を撮るのを忘れて一瞬、その素敵な歌声に意識が集中してしまいました。

 

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「旅の夜風」「恋の街札幌」「なみだの操」「月よりの使者」といった、映画の主題歌となった曲や昭和の名曲をたくさん歌っていただきました。

曲にの合間にはちょっとしたトークも挟んでご利用者の笑いを誘っていました。

「俺はよく“吉幾三に似てる!”って言われる。どう?似てる?え?そうでもないって?光の当たり具合で似ているときとそうでもないときがあるんだよね~」というお話が印象的でした。

 

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西さんの歌声に魅了されて2階や3階にいらっしゃるご利用者も1階のデイルームに降りてこられ、いつのまにか物凄い人だかりになっています!

ご利用者のみなさんからは「懐かしい歌が聴けてよかった」「思わず口ずさんでしもうた、今でも覚えてるもんらね」といった感想が寄せられました。

 

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西けんじさん、このたびは素敵な懐メロ歌謡ショーをありがとうございました。

小澤



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2019年6月10日 (月)

老健いっぷく、フラフープとおもちゃで脱出ゲーム

介護老人保健施設いっぷくのデイケアサービスでは、このようなアイテムを使って「脱出ゲーム」というレクリエーションをしました。

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フラフープは100円ショップで買ったもので、職員が組み立てました。

「100均の品物は1回組み立てるとバラせないのが難点ね~」とデイケアサービスの職員。それでも安さには勝てません。

くまの風船やサイコロといったおもちゃは寄付して頂いたものだったり、足りないものはやはり100円ショップで調達した、とのこと。

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ルールはとても簡単で、フラフープの中のおもちゃを8つのお手玉を使ってフラフープの外に出します。

1人1回の勝負で、何個フラフープの外におもちゃを出せたかを競います。

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くまの風船やサイコロは比較的簡単にフラフープの外に出せるようですが、黄緑やオレンジのとげとげしいおもちゃに苦戦しているご利用者が大勢いらっしゃいました。

中には時折「このやろっ」と憎しみを込めて(?)お手玉を投げつけるご利用者も。何があったのでしょうか・・・。

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単純にレクリエーションを楽しむ、ストレス解消とご利用者それぞれが楽しまれたように思います。

これからも職員の工夫や知恵がたくさん詰まったレクリエーションをご紹介していきたいと思います。

小澤


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2019年6月 7日 (金)

老健いっぷく、シバザクラを植える

介護老人保健施設いっぷくでは3年前より環境整備の取り組みの一つとして、シバザクラを植えています。

当初より3年の計画で進めてきてられてきたこの取り組みも今年で最後の年を迎えました。

 

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総務職員、事務職員、送迎職員の3名で約100株の苗を植えていきます。

「土が固くて穴が掘れない!」「でっかいミミズが出てきた!」

「体じゅうが痛い!疲れた!」と大変そうな声があちらこちらから聞こえてきます。。。

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車で通りかかった方も不思議そうに眺めておられます。

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昨年、一昨年に植えたシバザクラはこのような感じで立派に花を咲かせています。

総務職員に「何年くらいで満開になりそうですか」と聞くと

「5年の予定。あくまで予定!生き物はなにがあるか分からない。子どもだって優秀な子に育てようと思ってても途中でグレちゃったりするんだし」とのこと。

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「来訪者に喜んでいただきたい」という思いから始まった取り組み。

「ちゃんと育ってくれるだろうか」「シバザクラが満開になるのが先か、俺の定年が先か…」

と不安を口にする職員もおりましたが、気長にシバザクラの成長を待ちたいものです。

小澤


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2019年6月 5日 (水)

身体拘束廃止研修を行いました:いっぷく2番館

介護老人保健施設いっぷく2番館の職員を対象に、身体拘束廃止委員会による研修が行われました。講師は介護主任の安井さん、相談員の佐藤さんです。

 

身体拘束とは、身体の行動を制限する行為のことをいいます。

例えば、自分で降りられないようにベッドを柵で囲む、手や指の機能を制限するためにミトン(鍋掴みのようなもの)を使用するなどです。

 

今回の研修では4点柵固定の解除に繋がる対応法をケアの工夫、福祉機器の活用の2つの観点から学びました。

 

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そもそもなぜ4点柵固定がいけないのか?

・ご利用者に閉じ込められているという閉塞感や不安を与え、混乱の原因になるため。

・柵を無理に乗り越えようとして、かえって転落を誘発させる恐れがあるため。

・制度で禁止と定められているため。

 

ご利用者がベッドから降りようとする原因とケアの工夫を探ることが大切で、例として

・トイレに行きたい

→排泄のパターンを把握し、時間を決めてトイレ誘導を行う。

 

・退屈、寂しい

→他のご利用者や職員と関わる機会を増やす、行事へ参加していただく。

 

が挙げられました。また、

・コールマット(ベッドから立ち上がる・歩くなどの際にマットを踏むと報知する)

・低床ベッドと衝撃緩衝マット(落下時の衝撃を緩和できる)

といったケアの工夫以外にも福祉機器の活用方法も挙げられました。

 

研修に参加した職員からは

・4点柵固定を行うことでどのような影響が起こるのかを理解できた。

・センサーマットの種類を変えたり、低床ベッドや衝撃緩衝マットを使用したりと4点柵固定を行わない方法を他の職員と相談しながら考えていきたい

といった感想が寄せられました。

小澤



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2019年6月 3日 (月)

森町小の3年生が老健いっぷくを施設見学!

5/24、三条市立森町小学校の3年生18名が介護老人保健施設いっぷくの施設見学に訪れました。

 今回の施設見学の目的は、介護老人保健施設いっぷくがどんな施設なのかや、ご利用者の様子から6月から始まる交流会の活動内容を検討するためです。

 介護老人保健施設いっぷくでは毎年小学生との交流行事を行っています。

昨年の様子はこちら。

「三条市立森町小学校」の3年生が介護老人保健施設いっぷくに!

森町小学校3年生、2学期も老健いっぷくへ!

森町小3年生と秋もりだくさんの交流会!

 

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3名の職員が児童のみなさんを引き連れて厨房やご利用者のいらっしゃる2階と3階を案内します。

昨年度の最後の交流会では微妙な食い違いで児童のみなさんに怒られてしまった(詳細はこちら→森町小学校、今年度最後の交流会です)ケアマネージャー今井さんも今日は打って変わってまるで学校の先生です!

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厨房では管理栄養士が「お年寄りが食べやすいように細かく刻んだ食事やとろみをつけた食事、いろいろな食事を作っているんだよ」

と説明すると興味津々に厨房の中を覗き込んでいました。

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続いて2階へ。エレベーターから降りて早々「温泉のいいにおいがする!」「ほんとだ!」とざわつきはじめます。

ご利用者が入浴中でしたが当施設は温泉ではありません・・・。

 

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ご利用者の前に一列になって挨拶したあとは、ご利用者と握手会。

ご利用者のみなさん、大変うれしそうです。中には感極まって涙してしまうご利用者も・・・。

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こちらのご利用者は大勢の児童にびっくり!傍にいた職員も「〇〇さんモテモテら~!よかったね~!」と囃し立てます。

 

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こちらも人だかりが出来ています。「え~?!103歳なの?!」「大正4年生まれ・・・?たいしょう・・・?」

児童のみなさん、なんだか分からないけどとにかく「長生きなすごいおばあちゃん」という印象でしょうか。

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最後は会議室にて、児童からの質問に職員が答えました。

児童たちはあらかじめどのような遊びをするか考えているそうで、それが出来るかどうか判断するために

「腕はどのくらい上がりますか」「サイコロは振れますか」といったご利用者の身体に関する質問が多く寄せられました。

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森町小学校のみなさん、ありがとうございました。

6月からの交流会、楽しみにしています。

小澤


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