職員へインタビュー!第五弾~言語聴覚士編~その1 の続きです。
-----介護老人保健施設いっぷく2番館のリハビリテーションの雰囲気や様子はいかがですか。
部活動のような雰囲気でリハビリテーションを頑張ってくれるご利用者もいらっしゃいます。
逆に「疲れることはあまりしたくない…でもおしゃべりは好き」というご利用者に対しては和やかに会話をしながら。
ほのぼのと親しい雰囲気でリハビリテーションを行っています。
-----職種間の壁はありますか。
あまりないと思います。
介護老人保健施設いっぷく2番館には言語聴覚士は私しかいないのですが、ほかの職種の職員が、言語聴覚療法に興味を持ってご利用者に関わってくれています。
自分以外の専門分野に興味を持ち、そのうえで分からない部分を掘り下げて職員みんなで検討したりしています。
一人職場ですが、関わりにくいだとか、心細いというのはないですね。話しやすい職員ばかりです。
こちらが専門的なお願いをしても嫌な顔をされないのですごく仕事がやりやすいです。
-----理学療法士や作業療法士に比べ言語聴覚士は少ないそうですね。
そうですね。他の病院を退院されて言語聴覚士によるリハビリテーションが必要だとなった際、栄地区だと介護老人保健施設いっぷく2番館くらいしかないのでは。
下田地区のかもしか病院、介護老人保健施設いっぷく、栄地区の介護老人保健施設いっぷく2番館それぞれに一人ずつ言語聴覚士が在籍しています。
それだけこの法人が「食べること」を大切にしていることが分かると思います。
普段ミキサー食や刻み食を食べているご利用者でも、ご本人が固形食を食べたがっているのならそれを食べさせようとか、食べることの楽しみを尊重しているところが強みだと思います。
-----残業や休日など働きやすさはいかがですか。
残業は多くはないです。多くて月に10時間~15時間ほどでしょうか。
それでも他の企業や施設に比べると圧倒的に少ないと感じます。お休みも定期的にあります。
一人職場だけれど、上長や他の職員から「手伝えることはありますか?」と声をかけていただいて。どの職員も早く帰れるように協力し合っています。
<インタビューを終えて>
話すこと、食べることといった「生きがい」を取り戻すためのリハビリテーション。
病気などで話すことや聞くこと、飲み込むといった行為が難しくなった人に対して、また一歩踏み出せるようにお手伝いをする大切なお仕事だと感じました。
またこれまでのインタビューで「早く帰れるように職員が協力し合っている」という答えが多く聞かれました。いい雰囲気は周りに伝わるものだと思うので、私自身も周りにいい影響を与えられるような職員になりたいと思いました。
小林さん、ありがとうございました!
写真:木村 記事:小澤
医療法人社団しただ リクルートサイト