職員へインタビュー!第四弾~作業療法士編~その1
前回は介護老人保健施設いっぷくの介護士兼支援相談員の味田さんにお話を伺いました。
今回は三条市帯織にある介護老人保健施設いっぷく2番館リハビリテーション課の作業療法士である山下さんにお話を伺いました。
-----作業療法士のお仕事について教えてください。
介護老人保健施設いっぷく2番館のような生活期の施設では大きく
・身体機能、高次脳機能障害(脳卒中や交通事故などが原因で言語や記憶、注意や情緒といった認知機能に障害が出ること)に対するリハビリテーション
・ご家族や介護スタッフ、ケアマネージャーなどへの介助時のアドバイス
・お部屋などの環境調整、福祉機器の選定
が挙げられます。
-----具体的にどのようなリハビリテーションを行っていますか。
主に筋力訓練や関節可動域訓練を行っています。
脳梗塞によって身体に麻痺が出ている方、身体の動かし方が分からなくなった人に対して身体の動かし方を思い出させ学習するというリハビリテーションを行っています。
認知症の方に対しては、塗り絵や計算問題といったリハビリテーションを通して、物忘れがあるのか、感情的になりやすいのか、などどこに問題があるのかを、見つけていきます。
-----いっぷく2番館でのリハビリの雰囲気はどんな感じですか。
ご利用者を見ていると笑顔も多く、いい雰囲気だと思います。
8年、9年いらっしゃるご利用者も毎日関わるなかで笑顔を見る機会が多いです。
それも雰囲気がいいからなのかなと思います。
次回に続きます。
写真:木村 記事:小澤
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