3/14にかもしか病院にて「第5回研究発表会」が行われました。
その様子です。
一部画像のない演目もありますので、全てのプログラムを以下に。
・認知症利用者への傾聴
―よい聞き手になるために―
・医療廃棄物適正処理に向けたマニュアル改善と掲示場所の工夫
・職員の手指消毒への意識を高める
―使用期限切れによる無駄な廃棄をなくす―
・日光浴が睡眠・不穏に及ぼす影響
―夜勤者の負担軽減への取り組み―
・環境変化による利用者の不穏について
―居室移動と利用者の心の変化―
・ミトン使用による弊害の軽減を試みる
私は病棟に携わる職員ではなく、予備知識ゼロでいくつかの発表を拝見させて頂いたのですが大変わかりやすく、有意なものでした。
年1回、このような研究発表があるらしいのですが毎回テーマを見つけること自体、大変だと思います。
今後も機会があれば各種研修会の様子、見ていきたいと思います。
t.k
介護老人保健施設いっぷくのあるお部屋の障子。
ところどころ破れておりました。
みっともないので職員が直そうとしたところ、元大工のご利用者。
「おれがやる、道具ももってきてやる」
なんてありがたい。ご厚意、すなおにお受けすることとなりました。
当日は元大工のご利用者がそのご友人のご利用者を助手として、
指示。もちろん職員もそのお手伝い。
「糊、塗れてねえな」
「お前、そんなんじゃないよ。」
「糊、もっと立てなくちゃ、そうそう。」
なかなか厳しい指示が飛びます。しかしその指示は確かにその通り、と
唸るところ多々ありです。
当法人の理事長、北澤がよくいう言葉があります。
「その人に歴史あり、だ」
老健施設を利用されている方々も当然過去には職業に就かれていたわけです。
そこに敬意を払うことはもちろん大切なのですが、このようにご利用者の
颯爽としたお姿をみると、実感がわきます。
このお方は昔、どのような家を造られていたのだろうか。
現場ではどんな動きをされていたのだろうか。
大工さんならではの現場で喧嘩なんかもあったのだろうか。
一仕事終えた後のお酒の風景はどんなだっただろうか。
人に歴史、あり です。
t.k
昨日、いっしょにいっぷく「みんなで考える認知症」のレポートを投稿したところ、「ボケます小唄」「ボケない小唄」、全部教えてよっ!というお声が。
おもしろいので、歌詞ぜんぶ掲載させていただきます。
「ボケます小唄」
1
何もしないで ぼんやりと
テレビばかりを 見ていると
のんきなようでも 歳を取り
いつか知らずに ボケますよ
2
仲間がいないで 一人だけ
いつもすること ない人は
夢も希望も 逃げてゆく
歳をとらずに ボケますよ
3
お酒も旅行も 嫌いです
歌も踊りも 大嫌い
お金とストレス 貯める人
ひとの二倍も ボケますよ
「ボケない小唄」
1
風邪をひかずに 転ばずに
笑い忘れず よくしゃべり
頭と足腰 使う人
元気ある人 ボケません
2
スポーツ カラオケ 囲碁 俳句
興味ある人 味もある
異性に関心 持ちながら
色気ある人 ボケません
3
歳をとっても 白髪でも
頭禿げても まだ若い
演歌歌って アンコール
生きがいある人 ボケません
どうですか。ボケます小唄の、ある意味鬼気迫る文言。
パンチのある歌詞が並びます。
頑張りましょう!
T.K
先にお知らせしました通り、3/5に「道の駅 漢学の里しただ」諸橋轍次記念館でいっしょにいっぷく「みんなで考える認知症」が行われました。
そのレポートが来ています。
当日は60人もの方々にご来場頂きました。
講師は公益社団法人「認知症の人と家族の会」の等々力 務 氏。
「みんなで考える認知症」ということで認知症への理解をより深める内容でした。
具体的には
・家族が認知症になったとき、周りに公表することで周りの理解が得られ、手を貸してもらえる。それが地域社会で支えることにつながる。
・家族が認知症であることを一人で抱え込むよりも、同じ立場で共感しあえる「認知症家族の会」に参加することで、情報交換の場、そして介護する側のストレス軽減にとても有効である。
・認知症の人には、良く話を聞いたり、笑顔で話しかけるなど、「優しさをシャワーのように注ぐこと」が大切。
最後には「ボケます小唄」「ボケない小唄」を等々力先生と参加者全員の手拍子で歌いました。
一節を拝借すると、「ボケます小唄」
お金とストレス貯める人 ひとの二倍ボケますよ
「ボケない小唄」
異性に関心持ちながら 色気のある人ボケません
参加された方からは「大変わかりやすく、介護をしている人の立場にたってのお話だったので非常に気持ちが楽になった」という感想が寄せられました。
「お金とストレス貯める人 ひとの二倍ボケますよ」
わたくしお金全然貯まらないのですが、ストレス、貯めてしまうのでイーブンパーというところでしょうか。
等々力先生、参加された皆様、ありがとうございました。
T.K
3/5に「いっしょにいっぷく」が開催されます。
既に何度か開催されていますが、ご自宅で介護をされている方、将来介護が心配な方、介護について相談されたい方など幅広くご参加いただけます。
今回のテーマは、
◆「みんなで考える認知症」
今回、会員数1万1千人を超える全国的な組織、公益社団法人「認知症の人と家族の会」から講師をお招きし、講演して頂きます。
講師 等々力 務 氏
主な著書「誰も書かなかった認知症の話」「認知症になっても心は生きている」など
認知症の方を介護しているご家族は、毎日大変な思いをされているのではないでしょうか。もしかしたら認知症についてもっと知ることで、日々の「気持ち」が楽になるかもしれません。
当日は講師の等々力さんや職員に気軽に相談できます。この機会にぜひご参加ください。
■日時:3月5日(土) 13:30から15:00
■場所:漢学の里 諸橋轍次記念館 2階研修室 三条市庭月434-1
(お問合せは下記となります。諸橋轍次記念館へのお問合せはお控えください)
※事前のお申込みは不要です。
※参加費は無料です。
※送迎が必要な方はご相談ください(下田地区)。詳細は下記電話番号にお問い合わせください。
■お問合せ先
0256-41-3322 特別養護老人ホームいっぷく
連絡先
■社会福祉法人特別養護老人ホームいっぷく 事務長 目黒 0256-41-3322
t.k
2/14はバレンタインデーでしたね。その様子が介護老人保健施設いっぷくから届いています。