2019年7月29日 (月)

童心に帰るご利用者。森町小「かもしか祭り」にお呼ばれです:老健いっぷく

先日の森町小学校と介護老人保健施設いっぷくの交流会では、児童のみなさんから森町小学校の全校行事である「かもしか祭り」に招待されました。

そして7/5、ご利用者が「かもしか祭り」に参加し、児童と交流してきました。

 

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「かもしか祭り」とは、8班に分かれた児童が考えた遊びを他の班の児童や来校者に楽しんでいただく行事なのだそうです。

参加者にはスタンプカードが手渡され、遊びに参加するごとに受付の児童がスタンプを押してくれます。

 

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割り箸ダーツでは真ん中の100点を狙うも、そもそも得点圏外だったりと苦戦を強いられたご利用者も多かったようです。

「〇〇さん、真ん中が一番得点がいいんだって。あそこを狙ってみよ!」と職員もご利用者も躍起になる場面も。

 

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さいころの同じ目出し。ルールを見ると・・・

「2人ペアを組んでサイコロを転がします。5回まで転がせます。同じ目が出た回数で記録します。」

これは難しいぞ~と思っていると・・・

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ご利用者「全然合わない・・・」「仲が悪いんだろっかね~?(笑)」と苦戦中。

さいころの目があまりにも合わなくて最後はみんなで笑ってしまいました。

 

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最後は涼しい図書室で一休みさせていただきました。

職員が「かもしか祭り楽しかった人~!」「また森小に来たい人~!」と言うとあちらこちらから「は~い!」と手が挙がりました。

中には「小学生に戻りたいわ~(笑)」と仰るご利用者も。かもしか祭りを存分に楽しんでいただけたご様子でした。

 

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「また来年もいらしてくださいね」と児童の皆さん、先生方。

「うん、また来年も行きます。今日はすごくいい日だった。」と嬉しそうに答えるご利用者。

 

職員もまた「あんなに楽しそうな〇〇さん、久々に見た。普段はあまり喋らない人なんだけどね。やっぱり子供といると昔を思い出して楽しいんでしょうね」と嬉しそうでした。

 

森町小学校のみなさん、この度は「かもしか祭り」にお招きいただきありがとうございました。

小澤


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2019年7月26日 (金)

森町小学校の3年生と3回目の交流会

介護老人保健施設いっぷくでは今年度3回目となる森町小学校3年生との交流会が行われました。

2階と3階を交互に訪れてくれ、いつも工夫を凝らした遊びを用意してくれる児童のみなさんです。

今回も手作りの遊び道具をたくさん持って来てくれました。

 

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ボール紙で作られたピンをめがけてビー玉を転がします。

「真ん中に真っすぐ転がせたね」と拍手が沸き起こって大変賑やかです!

 

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こちらもテーブルの上でボウリング。

「〇〇さん、全部倒せるまでボール転がしてみようか」と職員。

「惜しい惜しい~。おばあちゃんがんばれ~」と児童のみなさんもエールを送ります。

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魚釣りゲームでは裏に得点が書かれた磁石付きの魚を釣り上げて得点を競いました。

魚も釣り竿ももちろん手作りです。

 

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ビー玉を使ってパチンコのような遊びもしました。

箱の真ん中にいくつかの穴が開けられた仕切りがあり、ビー玉が通る穴によっては0点、100点と得点が変わります。

「えぇ・・・これ20点・・・?(笑)」と残念がるご利用者もおり、運試しのような雰囲気も楽しめました。

 

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最後は恒例の握手をしてお別れをしました。

そして7/5に森町小学校で「かもしか祭り」という行事があるそうで「いっぷくさんも来てください!」と招待されました。

 

ご利用者も参加した森町小学校「かもしか祭り」の様子はまた次回です。

小澤



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2019年7月25日 (木)

夏を先取り!南国気分でお茶会:老健いっぷく

7/12、介護老人保健施設いっぷくのデイルームが南国仕様になっていました。

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職員はワンピース、花かんむり&花の首飾り。

ご利用者のテーブルにはハイビスカスの一輪挿し。

3月の「春を歌おう!いっぷく歌声喫茶」に続く、喫茶行事の第2弾です。

 

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メニューも夏仕様!細かいところまで抜かりがありません。

 

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帽子を被ってみたり・・・

 

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「おめさん、その服ばか似合うてるね~」

「ほんと?じゃあ毎日この服着て仕事しようかな~」と、喫茶が始まる前からご利用者も職員もウキウキ。

 

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オーダーを取りお茶をお出しするのは、もちろん職員。

「おやまあ!おめさんばっか可愛いねっかて!」というような声があちらこちらから聞こえてきます。

 

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男性職員も女性職員に負けじと注目を集めていました。

「向こうにばっっっかいい男がいる・・・!」とご利用者が一斉にザワザワ。職員からも「やっぱりイケメンがお茶を出すと喜ばれるわね~!」とデイルーム中の女性のハートを鷲掴みです。

 

春の歌声喫茶に続く、夏の喫茶行事も好評のうちに終了しました。

「今日はハワイに来た気分」「南国っていいわね~」と嬉しい感想もたくさん頂きました。

 

これからも介護老人保健施設いっぷくの季節行事を追っていきたいと思います。

小澤


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2019年7月24日 (水)

研修を行いました:かもしか病院

かもしか病院の職員を対象とした「接遇とコミュニケーション、職業倫理」についての研修を行いました。

講師はかもしか病院の看護主任渡辺さんです。

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一般のサービス業では消費者に快適性や価値観を与え、優遇制を感じてもらうのに対し、
医療機関のサービスでは、ご利用者や患者の不安を取り除き信頼を得ることが大切で、かつ質の高い接遇が求められます。

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研修では言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーションについて、言葉の在り方や言葉遣いのテクニックを再確認しました。

言語的コミュニケーションでは「ご利用者やご家人への専門用語の多用は避けましょう」というお話あがありました。
専門用語は職員は知ってて当たり前の言葉ですが、ご利用者やご家人にとっては不安を増幅させる要因になったり戸惑いを感じさせます。
専門用語は言い換えたり説明を加えたりすることが大切で、相手の不安を取り除き、私たちサービスを提供する側とご利用者やご家人との間で誤解なく情報が共有されることが大切です。

非言語コミュニケーションでは4つのポイント
・ボディランゲージ
→話の聞き方、姿勢

・アイコンタクト
→目線の高さ

・パーソナルスペース
→他人に近づかれると不安を覚える距離

・オブジェティックス
→服装や髪形

についてもお話がありました。

今回の研修では接遇マナーを身につけ、相手に合った接し方をすることが大切だと思いました。
逆に一人が接遇マナーが身についていないと組織全体のイメージダウンに繋がりかねません。
職種関係なく今一度、自信の言葉遣いや言動を見直すきっかけになりました。

小澤


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2019年7月16日 (火)

高齢者虐待防止の研修を行いました:いっぷく2番館

6/26に介護老人保健施設いっぷく2番館の職員を対象とした、高齢者虐待防止の研修を行いました。

 

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高齢者虐待とは、高齢者が他者からの不適切な扱いにより権利利益を侵害される状態や生命、健康、生活が損なわれる状態に置かれることをいいます。(厚生労働省マニュアルより)

身体的虐待、介護・世話の放棄・放任、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待があります。

 

研修では高齢者への虐待を取り上げた新聞記事をもとに、高齢者虐待の実態を学びました。

 

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また「虐待の芽チェックリスト」※をもとに、虐待の芽や不適切ケアを自己チェックし、日々の振り返りの時間となりました。

※(公財)東京福祉保健財団高齢者権利擁護支援センター作成

 

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後半では日本看護協会倫理綱領の職業倫理部分について学びました。

倫理とは、仲間の間での決まりごとや守べき秩序をいいます。

医療倫理の4原則(患者の自律性の尊重、患者に害をなさない、患者の利益の追求、正義・公正)について、看護職員だけでなく介護、リハビリなどそれぞれ自分の職種に置き換えたうえで再確認しました。

 

研修に参加した職員からは、「虐待の事例について周りの職員と話し合い意見を共有して虐待について深く知る事が出来た」「医療倫理についてどのようなものなのか理解できた。ご利用者に寄り添える介護をしたい」といった感想が聞かれました。

小澤



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2019年7月11日 (木)

三条市立笹岡小学校の1、2年生がいっぷくへ!

6/25に三条市立笹岡小学校の1、2年生の17名が介護老人保健施設いっぷくに来てくれました。

6月よりおよそ1~2週間に1回のペースで笹岡小学校、森町小学校のみなさんが来てくれ、ご利用者も職員も元気をもらっています!

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「風のゆうびんやさん」を音読してくれたり、「ひらいた ひらいた」「メッセージ」を歌ってくれました。

ご利用者のみなさんは「あら~上手ねぇ」「まあ~かわいい~何年生かしら」と笹岡小のみなさんに釘付けです。中には既に涙しているご利用者も・・・。

その後は児童のみなさんが持参した折り紙やけん玉、福笑いで交流しました。

 

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3人で一生懸命何かを折っています。ツルでしょうか。

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「けん玉なんて出来ない、わたしは見てるだけで…」と最初は遠慮していたご利用者も、いざけん玉を手にすると椅子から立ち上がって真剣なまなざしでけん玉をなさります。

 

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職員も一緒にけん玉。そばで見ていたご利用者も「おお~」と拍手です。

 

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「おばあちゃんもコレ(目隠し)して福笑いしよ~」と児童。

目隠しを取って出来上がったお面を見ると「何だねこれは~」とワハハ。

 

楽しい交流会もあっという間に終わってしまい、名残惜しそうなご利用者がたくさんいらしゃいました。しかしまた7月に来て下さるそうで、ご利用者の楽しみがまた一つ増えました。

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笹岡小学校のみなさん、ありがとうございました。

次回の交流会も楽しみにお待ちしています。

小澤


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2019年7月 9日 (火)

3年目研修を行いました

入職3年目の職員13名を対象とした研修を行いました。

 

研修目標:問題の捉え方、問題解決に必要な考え方を理解する

研修内容:「問題とは何か」について 講義とグループワーク

 

講師は新飯田療養部長です。

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「問題」という言葉を普段何気なく使っていますが、その本質についてあまり考えたことはないと思います。

「問題」とは目標(あるべき姿、期待される結果)と現状(実際の姿、予期せぬ結果)のギャップ(食い違い、ズレ)です。

つまり「問題を解決する」ということは、そのギャップを埋めるということ。

仕事をする上で「問題がない」ということはないので、常に目標を持ち、それを実現したいという意識を持ち続けることが大切です。

 

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グループワークでは、ある状況を表す絵から、その問題点と対応策を考えました。

様々な意見が出ましたが、ここでは問題を見つけようとする意識が大切であり、仕事においてもこの意識を持つことが大切であるということを学びました。

 

レポート・写真:瀧沢


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2019年6月27日 (木)

老健いっぷくで森町小の3年生と交流会

6/7、三条市立森町小学校の3年生18名が介護老人保健施設いっぷくを訪れ、2階にいらっしゃる入所ご利用者と交流会を行いました。

5/24(森町小の3年生が老健いっぷくを施設見学!)は児童のみなさんに施設やご利用者の様子を見ていただき、交流会でどのような遊びをするのか考えていただきました。

初回の交流会、どんな交流会になったのでしょうか。

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まずはご利用者の前に並んで「大谷地(住んでいる地名)の〇〇(名前)です。好きな食べ物はいちごです」といったように、1名ずつ自己紹介をしていただきました。

地名を聞くと親しみを感じるのでしょうか。ご利用者のみなさんに「おお~」「うんうん」といった反応が。

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「茶摘み」や「ずいずいずっころばし」を歌ってくれたり、

鍵盤ハーモニカで「かえるの歌」や「かっこう」を演奏してくれました。

どれもご利用者のみなさんには馴染みのある歌ばかり。

懐かしそうに口ずさんだり、歌に合わせて職員と手遊びをするご利用者もいらっしゃいました。早くもご利用者のハートを鷲掴みです!

 

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児童のみなさんが用意してれた影絵やボールやお手玉を使った遊びなどを楽しみました。

「どこに入れればいいんだね?」

「どこでもいいけど、ここが一番得点高いからこの辺から転がしてみて!」

「これは何点らね?」

「200点!やった~」

とご利用者と児童のみなさんも盛り上がっていました。

 

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最後は握手をして「今日はありがとね」「次はいつ来るんだね?」「また来てね」と言ってお別れしました。

 

森町小学校のみなさん、この度はありがとうございました。

次回の交流会も楽しみにお待ちしています。

小澤


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2019年6月25日 (火)

かもしか病院に絵画を寄贈していただきました

この度、かもしか病院に絵画2点が寄贈されました。

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寄贈してくださったのは、かもしか病院のご利用者であった塩原勲様のご家人です。

塩原様は美容師を50年続ける傍ら、趣味で彫刻や絵画の制作に熱心に取り組まれ、

三条市美術展などで数々の賞を受賞されたそうです。

 

寄贈していただいた作品は、第8回三条市美術展に出品、優秀賞を受賞された作品です。

 

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作品名は「魚」。雅号は「北原雅夫」。

※画家などが本名の他につける名前のこと。

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他にも魚を描いた作品を寄贈してくださいました。

塩原様は魚が好きで、特に釣りが趣味だという息子さんが釣ってくる魚を食べることが楽しみだったそうです。

 

当時、塩原様の担当医師であった北澤先生が「いつか病院で塩原さんの絵が見れるといいなぁ」と言っていたことをご家人が覚えていてくださり、塩原様がお亡くなりになった後、ご家人により寄贈されました。

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油絵ですので、遠くから作品を眺めるのも楽しいですが、

近くで見ると絵の具の凹凸が随所に見られ、細やかな筆遣いを見て楽しめます。

 

作品はかもしか病院の正面玄関を入って左の廊下に展示させていただきました。

ご来院の際はぜひご覧ください。

 

塩原様、この度は素敵な作品をご寄贈いただきまして本当にありがとうございました。

小澤


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2019年6月21日 (金)

老健いっぷくで特別な食事

6/7、介護老人保健施設いっぷくでは特別な食事をお出ししました。

※希望される方のみ。別途216円を頂いております。

今年度初の特別な食事。気になる献立はというと・・・

 

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おはぎ、すまし汁、天ぷらの盛り合わせ、おひたし、あじさいゼリーです。

栄養課職員が食事中のご利用者の元へ行くと・・・

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「おめさんいいとこに来たね~。このおはぎ、ばかうんめっけおめさんにもやるて!」

「わたしはいいの!仕事中につまみ食いはできないよ~」とまるでおばあちゃんとお孫さんのやり取りのようでした。

 

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「きょうのお昼どうですか?」

「俺はおはぎより普通のご飯の方がいいね」

「〇〇さん、いつも反対の事言うよね、おはぎ美味しかったんだね」

「ふふ」

 

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ご利用者のみなさんからは

・昔よく家で作ったおはぎが食べられてよかった

・天ぷらがサクサク、えび天もあって嬉しい、とにかく豪華!

といった感想が沢山聞かれました。

 

特別な食事の取材を終えたあと厨房へ。

「ご利用者のみなさんの反応、どうでしたか??」と少し心配そうな表情を浮かべていたのは、日本フードリンクの日下部店長。

私が「“天ぷらが豪華!おはぎもうまい!”と嬉しそうに召し上がってました」と報告すると

よかったよかった、と胸をなでおろしておりました。

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日下部店長より「長いこと田舎に住んでおられるお年寄りには、洋食のようなハイカラな献立よりも、ぜんまいなど地ものを使った献立や郷土料理をお出しする方が喜ばれるようです。

ゴマのおはぎでは、ゴマが飛び散らないように見た目にも気を使いました。

今回は本部の社員も助っ人で来たんですよ。彼が揚げる天ぷらは絶品だと好評です!」

とコメントを頂きました。

 

日本フードリンクさん、いつも美味しい食事をありがとうございます。

今年度の特別な食事はあと3回。またその都度レポートしたいと思います。

小澤


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