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さて、今回は当施設職員が身の引き締まる体験をさせていただきました「外部講師の先生による倫理教育研修」の一コマをご紹介させていただきます。
10月25日(木)午後5時15分から、当施設会議室にて外部講師の先生による倫理教育についての研修を行わせていただきました。
開設5年弱の当施設は、まだまだ未熟なところが多々あり、乗り越えるべきところや勉強しなければならないことを多く抱えているため、仕事の上でまた日常生活を送るうえで基本となるべき「倫理とは」について、外部講師の先生をお招きして勉強することとなりました。
講師の先生は、現在三条警察署警務課長をされている新潟県警部増田正様です。昭和57年に新潟県警察官を拝命され、現在も県警幹部としてご活躍をされている方です。
職員に職務倫理教養を行われているお立場に目を付けさせていただき、教養を行っていただきました。警察組織(職員)における職務倫理を含め、熱意を持って教養をしていただきました。この教養で学んだことを今後の仕事面・生活面で生かし、より良い施設作りとより高い人格形成に努めていきたいと思っています。
K.O
現在の下田地区は、歯科医療に関してまだまだ十分整備されたとは言いがたい現状にあると考えています。下田地区の入り口付近には歯科医院はありますが、山沿いの地域では歯科医院は存在しません。車などの移動手段がない、サポートしてくれる周りの方がいないという環境にある方は、通いたくても通えない状態です。そのため、このぐらいなら通わないで我慢する、という方も多いのではないでしょ うか。歯科医院に通うことが気軽ではない、という方がまだ多く存在していると思われます。
どうしても痛くて耐えられないようなときや、症状がずいぶんと悪化してからでないと歯科を受診しない。このような現状では歯科医療はすべて後手後手に回ってしまい、本当の意味での医療の提供は難しいと考えています。
目指す医療は、地域の皆様のお口の中を健康にする「歯科医療の底上げ」です。まだ、手が差し伸べられていない方への医療の提供、歯や口の健康づくりへの意識改革です。それによって、食べる、話すなどの人としての大きな喜びを地域の皆様と共感していきたいと考えています。
診療室で待っているだけでは目指す医療の実現はできません。地域にどんどん出て、お年寄りの方、障がいのある方、介護が必要な方など、ご自宅で困っている方への支援も大事だと考えています。法人という組織力を活かして、送迎体制も整えていく予定です。また、病院もあるため、医科、歯科の密な連携によりサービスや治療の選択肢を増やすことが出来ます。
地域の方々、施設のご利用者が気軽にご利用していただける歯科診療所を目指して行きたいと考えております。
歯科診療所開設準備室
歯科医師 奥山次郎
最後に10月22日現在の工事の様子をお伝えします。
正面入口です。入り口脇の化粧パネルの施工が終わりました。
待合室です。間仕切りが出来て全体の様子が分かるようになってきました。
診療スペースです。光の加減で先日とは逆方向から撮影しています。
着々とイメージが実際の形となって出来上がってきています。
内装工事が完了すると、更に印象がガラリと変わると思います。
毎年恒例となる劇団公演が10月17日に特別養護老人ホームいっぷくの4階にて開催されました。
今年の劇団は『響ファミリー』。ご利用者から多くのリクエストをいただき、昨年に続く2度目のご登場です。
圧巻の専用車でご来場
高速道路でも注目を集めたそうですが納得です
舞台では次から次へと素早く衣装を替え、観覧される方々の目を最後まで楽しませていただきました。また、観客席をくまなく巡るサービス満点でご利用者からの歓喜の声と鳴りやまぬ拍手が印象的でした。
客席からは「また来年も来てくれー!」「最高らよ~!」といった声があがり、早くもリクエストの予感です。響ファミリー様、またお世話になるかも知れません。
今年の観劇行事「いっぷく公演」は大成功で閉幕となりました。携わっていただいた皆様、有り難うございました。感謝申し上げます。
T.M