先日、「介護老人保健施設、2番館の工事、徐々に」というタイトルでエントリーさせて頂きました。その後このようなコメントが寄せられました。
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「若輩者」さん
確かに、貧困と混乱の真っ最中に10代、20代を過ごした方々にとって、今が「青春」ですね♪
おいしいものをたくさん食べて、お友達もどんどん増やして、おしゃれして…。
毎日楽しくすごして頂きたいと願います。
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それに対して2番館設立準備室室長、奥山賢一が更なるコメントを寄せましたので公開させて頂きます。
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「青春」そんな言葉に関心を持っていただきまして、本当にありがとうございます。冒頭にありました「青春」が大好きな、いっぷく2番館設立準備室長の奥山でございます。私は「一生青春」を常時心に掲げている男であります。
いきなりの私事なのですが、私の祖父母のお話を少し・・・。
私の祖父母はとにかく心配性なのです。いつも会った時には私の心配をしています。「風邪をひいてないの?」「怪我をしないように」「ちゃんと勉強はしてるの?」「周りの人に失礼の無いように」「変な人について行っちゃ駄目よ」「車に気を付けて」等々・・・いくつになっても同じ様な心配をしています。まぁ確かに心配ばかりかけていたというのも事実なのですが、たまに「も~いいかんげにしてよね、俺何歳になったと思ってんの!?」と言いたい時もあります。繰り返しになりますが原因は心配をかけてきた自分のせいなんですよね。
いつも人の心配をしてくれている私の祖父母、本当は私も心配をしている。「風邪なんかひかないでよ」「いつまでなのかわからないけど、でもいつまでも元気で、そして健康でいてよ」「中々顔出さなくてごめん」「今日婆ちゃんの誕生日だった・・・」
私からの願い。人の心配はもうしなくても大丈夫だから、私達はもう大丈夫だから、爺ちゃんと婆ちゃんで好きな事を好きなだけしてほしい。買い物行ったり、色々な趣味を楽しんだり、好きな時代劇を見たり、素敵な着物を着たり。とにかく毎日を楽しく過ごしていてほしい、だって今まで様々な苦労を超えてきたのだから、今は何も心配しないでほしい。ゆっくり「青春」をしてもらいたい。
でも、きっとそれは無理なのだろう。何故なら私の祖父母の趣味が「人の心配」なのだから・・・いや、「孫の心配」でしょうか。そして私からそんな祖父母へ心から「人の心配もいーけどまずは自分の心配をしなさい!」と言いたい・・・。
そんな祖父母は今日も元気です。私も元気です。この一瞬一瞬が「青春」なのでしょうか?おかしな事ばかり書いてしました。こんな私ではございますが精一杯「いっぷく2番館」設立に向け日々の業務にあたっております。こんな準備室室長ではございますが皆様どうぞ宜しくお願いします。
爺ちゃん、婆ちゃん、いつまでも心配かけててごめんよ~。今度梅干取りに行くね。
設立準備室長 奥山賢一