医療法人社団しただ、社会福祉法人しただでは、県内の専門学校と連携し、介護福祉士を目指す留学生の受け入れを行っています。
現在、両法人には今年度より専門学校生となった、モンゴルからの留学生4名がアルバイトに来ており、卒業後はそのまま正職員として入職していただく予定です。
今回は彼らの一つ下の学年、いわゆる2期生の人たちが法人の施設見学に来てくれました。

この日、見学に来たのは2期生の内4名。
日本語で自己紹介をしてもらったあと、かもしか病院、介護老人保健施設いっぷく、特別養護老人ホームいっぷくの3施設を見学してもらいました。



かもしか病院では、新飯田療養部長が説明をしながら病棟内を案内。
また、既にアルバイトとして働いている1期生との交流では、学校や職場の雰囲気、疑問などを質問していました。


介護老人保健施設いっぷくは、介護士長と看護主任が施設設備などを説明。



特別養護老人ホームいっぷくでは、徳間施設長が病院や老健施設との違い、各スペースの普段の使い方などを話しながら案内したあと、1期生と交流。
仕事内容や普段の生活について聞いてもらい、私たちもモンゴルの食生活や日本との違いなど、みなさんの事を色々教えてもらいました。

見学の最後には2期生の1人が特技のピアノを披露してくれました。
今度はぜひ、施設のご利用者さんにも腕前を披露してもらいたいです。
みなさん笑顔で明るく、施設の説明なども興味を持って聞いてくれていました。
日本語と介護の勉強は大変だと思いますが、みなさんが法人に来る日を楽しみに待っています。
桑原
今日はかもしか病院リハビリテーション室の、日常のひとコマを紹介しようと思います。

リハビリテーション室では、花や野菜をプランターで育て、ご利用者のみなさんに季節の草花を楽しんでもらっています。
この日楽しんでもらったのは夏の家庭菜園の定番、ミニトマトの収穫です。


赤く色づいたミニトマトを採ってもらうため、リハビリ職員と一緒にテラスに置いたプランターの元へ。



「きれいに赤くなったねぇ」などとおしゃべりをしながら、食べごろのミニトマトを収穫。
洗って食べてもらうと「うん、甘い甘い」と味も好評だったようです。
他の花や野菜も順々に、ご利用者のみなさんに楽しんでもらう予定です。
かもしか病院の何気ない日常風景でした。
私も連日の暑さに負けないよう、夏野菜で英気を養いたいと思います。
桑原
6/29、かもしか病院では防災訓練を行い、職員が水害に対する備えを確認しました。

今回行った防災訓練は夏季に起こりうる水害を想定したもので、7名の職員が参加。
災害の危険性がある場合に開設される災害対策本部の設営や、水害発生時の初動対応などを検証しました。


対策本部には情報収集や連絡手段として携帯電話やPC、タブレットなどが必要です。
チェックリストを確認しながら、職員がそれぞれ必要機材を本部に設置。
各機材の保管場所や設置方法、使用方法などを職員同士で共有しました。

初動対応訓練では、建物への浸水対策として「土のう」の積み方と「水のう」の作成を体験。



水のうはビニール袋に水を入れただけのもので、段ボールに重りとして入れ、ブルーシートで包むことで浸水を防ぎます。
シートの巻き方に少し苦戦しましたが、単純かつ短時間で作成できるので初動対応と相性の良い浸水対策だと感じました。
近年は大雨などの異常気象が多く、いつどこで災害が発生してもおかしくありません。
このような訓練を通して、常日頃から防災に対する意識を持ちたいと思います。
桑原
2022年6月10日
ご家族 各位
介護老人保健施設いっぷく
施設長 鎌田 健一
【窓越し面会の再開について】
新型コロナウイルスによる感染拡大防止の観点から窓越し面会を中止とさせていただいておりましたが、6月22日より窓越し面会を再開いたします。
なお、面会は予約制となりますので、下記をご確認ください。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【開始日】6月22日(水)~
ご利用方法
事前予約制 予約受付時間 8:30~17:30
予約は、キーパーソン(家族代表者)からご連絡下さい。
面会される方は、キーパーソン以外の方でも構いません。
実施日 月曜日~金曜日(祝日を除く)
面会時間 ①11:00 ②13:30
面会の制限 1回あたりの面会時間10分以内
ご利用者1名につき月に1回まで
面会場所 1階正面玄関
※新型コロナウイルス感染者の発生状況により、上記内容を予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※オンライン面会は、引き続き継続して実施します。
【お問い合わせ先】
介護老人保健施設 いっぷく
TEL0256-41-3810
担当 支援相談員 大滝 介護支援専門員 今井
2022年6月27日
ご家族 各位
かもしか病院/かもしか病院介護医療院
院長 北澤 幹男
新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、面会禁止とさせて頂いておりましたが、7月4日より面会制限を一部緩和し予約面会から再開することといたしました。
面会を希望されるご家族の方は、下記を十分にご確認のうえ、引き続き感染対策へのご理解とご協力をお願いいたします。
【面会再開日】 7/4~
面会可能時間 月、火、木、金 pm4~5
※土日、祝は面会できません。
【面会方法】
①下記【問い合わせ先】まで、キーパーソンの方から予約の電話連絡をお願いします。
※予約なしの面会は出来ません。予約が取れない場合は、ご了承ください。
②指定された時間にお越しください。面会は2名まで10分以内でお願いします。
③受付にて体温測定と、面会チェック表(別紙参照)のご記入をお願いします。
面会チェック表に一つでも、【あり☑】が付いた場合は面会をお断りさせていただきます。
【制限事項】
①県外在住の方は、面会禁止とさせていただきます。
※TV面会をご利用ください。
②新型コロナワクチン予防接種(3回目)を受け2週間経過した方、医療機関でPCR検査もしくは、抗原検査を実施後、72時間以内の陰性証明をお持ちの方、証明できるものをお持ちください。
※薬局、ネット通販で購入された物は無効
③次回の面会予約は、公平性を保つため面会後、2週間経ってから、ご予約の連絡をお願いします。
④職員の指示に従っていただけない場合は、今後、面会はお断りさせていただきます。
※感染者等の状況変化により、上記内容を予告なく面会を中止させて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。
お問合せ先
電話番号 :0256-41-3131
かもしか病院/かもしか病院介護医療院
12:00~17:00
(土日・祝日を除く)
5/27、かもしか病院にて、「日本基板ネットワーク」の「のんぴーりAXIS」さんにパソコンの出張解体作業を行なっていただきました。
「日本基板ネットワーク」は、全国各地の障がい者就労支援施設が加盟し、活動しているもので、使用済みPCの解体や分別、回収などを行っています。
PCにはHDDと呼ばれる記憶媒体が搭載されており、様々なデータや個人情報が満載です。「のんぴーりAXIS」さんは、そのHDDを「目の前で物理的に破壊」することでデータを安全に消去してくれます。
当法人でも過去に何度もお世話になっており、今回も廃棄PCのデータ消去と回収をお願いしました。
過去の記事はコチラ→【2019年】【2018年】


今回お願いしたのはPC本体が25台、HDD単体が28台、その他にモニターやプリンター、キーボードといった周辺機器など。
メーカーの異なるPCと計50台ほどのHDD。大変な作業になりそうですが・・・?


PCをちらっと確認すると、作業を二人で分担して開始。
次々とPCが分解され、あっという間に取り外されたHDDが積まれていきます。


取り外したHDDはヤスリやドライバーで傷を付けて破壊します。
これらはその後、さらに融解させることで完全にデータが消去されます。

わずか40分ほどで解体作業が終了し、破壊されたHDDがずらっと並びました。
圧倒的な手際の良さにPC改修担当の私は脱帽です。

回収されたPC等はこの後さらに細かく分解、分別。緑色の基板と呼ばれる部品から、金や銀、パラジウムなどのレアメタルがリサイクルされ、新たな資源となります。
このような工業製品から資源を取り出すリサイクルは「都市鉱山」と呼ばれ、環境負荷を減らします。
最近では、東京オリンピック・パラリンピックのメダルを都市鉱山から作った、ということで話題にもなりました。
電子廃棄品が就労支援、そして環境負荷の軽減へと繋がっている。とてもすばらしい取り組みだと私は感じさせられました。
「のんぴーりAXIS」さん、この度はありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします!
桑原
県内全域の高齢・障がい・児童分野の事業所を持つ64法人が参加する就職フェアに、医療法人社団しただ・社会福祉法人しただが参加します。
当日は就職フェアと並行して就活支援セミナーも開催。講師の方が履歴書やエントリーシート作成時のポイント、面接で大切な事などを教えてくださるそうです。
「介護のお仕事ってどんなことをするの?」「資格や経験がなくても大丈夫?」と思っているみなさん。当法人は介護職の経験もある職員が説明します。どなたでもお気軽にご参加ください!
●開催概要
日時:2022年5月14日(土)12:30~15:30
受付:11:30~15:00
会場:朱鷺メッセ2階 スノーホール(新潟市中央区万代島6-1)
主催:新潟県/新潟県福祉人材センター
※申込不要・参加費無料・入退場自由
※福祉の仕事に就職希望、または興味や関心のある一般の方、学生の方、どなたでも参加できます。
※就活支援セミナーは事前申込が必要です。


桑原
4/4、新入職員研修の2日目。この日は新飯田療養部長による講義が1日かけて行われました。


講義内容は以下の通りです。
・スタンダードプリコーション(標準予防策)・・・感染症について、感染予防のために
・リスクマネジメント(医療安全)・・・医療事故の予測、分析、対策
・褥瘡(床ずれ)・・・褥瘡の発生要因、できやすい部位、エアーマットについて
・身体拘束廃止・・・身体拘束の理由、やむを得ない場合、身体拘束の弊害
・職業倫理・・・医療倫理の4原則(患者の自律性の尊重、患者に害をなさない、患者の利益の追求、正義・公正)
・高齢者虐待防止・・・さまざまな虐待について、認知症症状の対応
・認知症の基礎知識・・・認知症の種類(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性)それぞれの進み方、認知症の人と接する時の心構え
・エゴグラム・・・自分の特徴や長所を知る、業務に活かす方法を考える
・目的・目標・・・目的と目標の違い
2日間の研修で、専門的な知識だけでなく、社会人としての心構えや法人について知ってもらえたかと思います。
新入職員は4/5より各事業所に配属されました。
新社会人となり、不安なこともたくさんあると思います。私もまだまだ分からない事だらけなので、一緒に頑張っていきましょう!
桑原
4/1、4/4の2日間、新入職員2名と中途採用者を対象とした新入職員研修を行いました。
1日目はかもしか病院講堂にて、下記の講義を行ないました。
・法人理念、方針、組織概要(奥山事務局長)
・交通安全、防災(村田総務職員)
・ITセキュリティポリシー(木村総務職員)
・理事長講演(北澤理事長)
・新入職員としての心構え(徳間施設長)
・コミュニケーション(新飯田療養部長)

最初は奥山事務局長による「法人理念、方針、組織概要」の講義。
医療法人社団しただ・社会福祉法人しただの各事業所の紹介や、法人理念に込められた意味などについてお話をしていただきました。


村田総務職員の講義では、飲酒・酒気帯び運転等の交通に関するお話のほか、消防、防災について説明。
木村総務職員による「ITセキュリティポリシー」ではPC、スマホ、SNS等におけるネットリテラシーやデータ流出の危険性を解説しました。


午後からの北澤理事長の講演では、25周年を迎えた法人を設立した経緯や診療所時代にあった珍事などのほか、施設名、建物の色の理由など、法人の歴史についてエピソードを絡めてお話されました。

「新入職員としての心構え」では徳間施設長が、社会人としてどうあるべきか、「福祉」の意味とはなど、社会人・法人職員としての自覚と行動について解説。

1日目の最後は新飯田療養部長による「コミュニケーション」の講義が行われ、コミュニケーションとは何か、人間関係の築き方などを説明しました。
2日目の研修の様子はまた後日掲載します。
桑原