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2006年8月

2006年8月15日 (火)

しただの散歩落書帳 その1 昔からある花

Photo_7 今日もらむとぽぽ(赤毛のボーダーコリー)と一緒に、お散歩です。下田の地域は冬をのぞいて、色んな花が咲き乱れていて、散歩して回って来るだけでも、実に多くの花々に出会う事が出来ます。

 名も知らぬ花々をかいくぐるように道を抜けると、またそこは小さなお花畑になります。名前を知っている花もあったり、初めて見る花も有ったり、緑の山々に囲まれて、素敵な色模様とになります。

Photo_9 ある時、道ばたで見知らぬ花に出会い、丁度近くで野良仕事をしていたおじさんに「この花は何ていう名前なんですか?」聞いてみました。
「ふ〜〜む この花らかね」「何だろかね〜〜」
「ようわからんろも 昔からある花 らがね」とのお返事でした。

 最初は、煙に巻かれたのか、適当にあしらわれたのかなと思っていましが、よくよく考えてみると、大きな思い違いをしている事に気づきました。

 花は太古の昔からの命をつないで、今奇麗に花としての開いています。花の名前なんて、後で人間が勝手に付けただけなんですね。花として生かさせていただいている感謝で精一杯に咲いているんです。

 人間の私も、遠い祖先からの命がつながって、今こうして生かさせていただいています。でも、花とは異なり、色んな事にこだわったり、執着したり、まるで生きている事に不満だらけの毎日を過ごしているようでなりません。

 昔からある花 とても素敵な名前に思えるようになりました。空が青く深く見える日でした。

Photo_10
北澤幹男

2006年8月14日 (月)

就職ガイダンス大盛況

8月9日、新潟医療福祉大学にて就職ガイダンスがありました。

そのガイダンスに私たち医療法人社団しただ・社会福祉法人しただも

参加させて頂きました。

卒業見込みの学生さん達に「是非、うちの法人に来て働いてください!」という『しただ』をアピールする場だったのですが・・・

RSは、年齢が25歳、学生の皆さんとさして年齢が違うわけでもなく、偉そうに説明できる立場じゃない・・・・ その上、このHP効果で、私たちのブースには、すでに学生の皆さんの大行列! でも、持っている知識を搾り出し、学生の皆さんにご説明させて頂きました。

(今から考えると、私かなり舞い上がってしまっておりきちんとした説明ができたかどうか、非常に心配であり、心残りです・・・・)

とにもかくにも私が必死に説明させて頂いた事は、「下田」は、緑溢れる素敵な所。『しただ』は、ヤギ(花子、太郎)がいて、犬(ラム、ポポ)が走り回っていて、そして何より笑顔のステキな理事長がいて・・・のように説明してきました。そして学生の皆さんが一番興味を引いたのは病院や老人保健施設、老人ホームとは思えない建物の色でしょうかね?

新潟医療福祉大学の学生さん達は、いい人達ばかりで、こんなRSの話をホント一生懸命聞いて頂きました。ありがとうございました。当法人の見学等はご連絡頂ければ最大限対処させて頂きます。医療法人社団しただならびに社会福祉法人しただをよろしくお願いします。

総務課 R.S

2006年8月 8日 (火)

「お迎え」と「お見送り」

私たちの法人には、入所・入院施設がいくつかあります。
当然のことながらお亡くなりになる方々もいらっしゃいます。
今回はそのことについて投稿したいと思います。

個人的な思い出で大変恐縮なのですが、私が中学生の時、
叔父が病院で亡くなくなりました。葬儀社の方がご遺体を
お引取りに来られた際、病院の薄暗い裏口から出て行かれました。
幼い記憶ながら非常に寂しく、そして「人は亡くなったら
このような扱いを受けるのか」という思いが後々まで残りました。

私たちの法人では入所・入院された方に「お迎え」が来られた時には
明るい正面玄関から出て行かれます。
そして職員が「お見送り」をさせて頂きます。
正面玄関から入ってこられた方は正面玄関から出て行かれるのが
普通に考えれば当たり前のことではないでしょうか。

今の日本の精神構造は、戦後から近代化を急ぐあまり、
大切なことを考えることを忘れてしまった気が致します。
「死」というものを忌み嫌う風潮も今一度考え直す必要が
あるのではないでしょうか。盛夏の折に暑さでやられた、
法人一職員の独り言と受け取って頂ければ幸いです。

Photo_8

T.K

2006年8月 7日 (月)

収穫

_001_2 特別養護老人ホームいっぷく、ケアハウスいっぷくでは、、ご利用者の方と職員で「畑」を耕しています。今年は梅雨が長く、出来がいまいち・・・と思いきや、8月に入り「夏」らしい天候が続き、たくさん収穫されています。

_009夏忘れ会などで、この野菜や果物が大活躍!なすの漬物は食卓の定番となっています。Photo_5

ご利用者の方も雨や、たぬきや鳥達の攻撃にも負けず、すくすくと育った野菜や果物に、我が子のように目を細めてらっしゃいました。

特別養護老人ホームいっぷく K.N

2006年8月 2日 (水)

下田夏模様

T.Kより

先日北陸地方も梅雨明けが宣言され、三条下田地域も夏一色となりました。

そんな下田の夏模様をご覧下さい。Photo_4

8/2、かもしか病院近くの南五百川付近です。

06 稲も美しく、これぞ日本の里山の風景、といった風情でしょうか?

左端にあるのがかもしか病院です。

05

そしてこの景色が冬になるとこのような感じになります。

これからもこのしただブログで下田地域の四季折々の姿を発信していきます。

2006年8月 1日 (火)

子山羊の太郎、見参

T.Kより

Photo_3 以前からかもしか診療所では北澤先生がお世話係となって山羊を飼っていました。しかし春先に牡の「太郎」がお亡くなりになり牝の「花子」が独りぼっちでいました。
今回法人のホームページを見た方から牡の小山羊を譲り受けることが
できました。その山羊が下田荻掘の弥田動物病院にて去勢手術と角切断のため三日間にわたる闘病生活の末に無事退院、復帰してきました。
去勢手術は麻酔下に順調に運びましたが、角の切断では、出血多量となり、途中で断念して、止血と感染予防の為に退院が遅れたそうです。残りの角の切断は後日という事になりました。(弥田病院からの請求書がまだ届いておりません・・・・)
お名前は「太郎」です。名付け親は北澤先生です。前の牡の山羊「太郎」
同じ名前です。先生いわく現代における記号論学者のウンベルト・エーコ

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3
を持ち出して「わかりやすく牡牝の判断ができ、覚えやすいのがよい!」とおっしゃっていますが・・・・
となると今後未来永劫かもしか診療所にやってくるやぎは代々「太郎」「花子」
にしかならないというところでしょうか・・

とにもかくにも「太郎」は継母の花子と、仲良く暮らしています。
皆さん可愛がって下さい。なお、山羊さん達は地面に落ちた食べ物は拾いません。
えさ箱以外に野菜等を投げ込まないで下さいませ。