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2011年3月

2011年3月31日 (木)

いっぷく食堂 4月の献立

いっぷく食堂 4月の献立をお届けします。

是非ともお立ち寄りください。

T.M

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2011年3月20日 (日)

気が張っている人々 日常生活への回帰

先日、老健いっぷくご利用者が他の医療機関を受診する際にドライバーとして
借りだされました。我々の医療設備だけでは十分対応できない時にこのようなケースが
おきます。その時、時間に縛られていない私が今回ドライバーとして看護職1名とご利用者で
市内の医療機関に赴きました。

行き先のクリニックは非常に混雑していましたが、家人が先に受付等済ませて頂いたおかげで、20分ほど待てば帰れると判断し、私自身はクリニックの片隅で待っていることにしました。

メインの待合室から少し離れた15人ほどが座ることができるスペース。そこに一人でいましたが、5分ほどですぐに満席となりました。私、仕事で必要な本を読んでいたので、わからなかったのですがそのスペースにいるのは私以外、皆同じグループに属する方々のようです。

そこから、ほんとに興味本位で、「病院に同一グループでやってくる方々はどんな方々なんだろう」とあさましく会話を盗み聞きしてしまいました。

共通しているのが、全員、口調にメリハリがあり、聞き取りやすく、具体的であろう事実のみを話し、無責任な憶測はないようなお話をされていました。病院の待合室に来るようなイメージではありません。

一般的に病院の待合室に来る方々は、病気やけがを抱えられ、「元気がない」のが普通だと思います。

こんなしっかりとした口調をされたいる方々はいかなる方々なのか?もう興味津々となってしまいました。

福島から避難されてきた方々でした。

避難。そこから緊張感がずっと持続されているのでしょう。無意識に相手のいう事をしっかり聞き、確認し、自分から情報を発信する。平時の120%で頭を使われているように感じ取れました。気が張っているのでしょう。無意識に。

いたたまれなくなりました。その気の張り方、疲れるに決まっています。

何とか早く、完全とは言えなくても、日常生活への回帰ができることを願わずにはいられませんでした。

もう一度今回の災害で、個人で何ができるのか、考え直すことにすることにします。
皆さんも何か・・・・。 

T.K

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2011年3月18日 (金)

卒園の辞

  昨日のこのブログのエントリーで、震災における募金の呼びかけをさせて頂きました。皆さんいかがですか?今我々が日常生活を保ったままできることと言えば、募金と節電、そして買いだめはしない!という事ですね。

(だいたい政府が言うほど買いだめ、横行しているのだろうか?そしてそれが被災地に行く救援物資の邪魔をしているのだろうか?個人的な感想ですが、物流がうまくいかない責任転嫁に思えてきましたよ、私は)

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震災が起きてから、首都圏の大学で卒業式が中止になった、という話がいくつか聞こえてきました。大学の卒業式、私の経験と印象だけなんですが、「学生時代最後の飲み会」というイメージしかありません。大学の卒業式には特に何の印象も残っていませんが、高校までははっきりと覚えています。

保育園の卒園式。こどもたちが人生最初の門出を迎える時です。

社会福祉法人しただ おぎぼり保育園の卒園文集に、理事長北澤が卒園のお祝いを寄せました。

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ふしぎなちから(卒園のお祝い)

風はどうして見えないんだろ
雨はどうして透明なんだろ
雲はどうして白いんだろ

天は青く 夕焼けは赤く
黒い夜空には 明るい星
空はどうして色が変わるんだろ

春には花が咲き 夏には虫が鳴き
秋には風が吹き 冬には雪が積もり
時間はいろんな色と音に満ちている

ふしぎなちからに満ちているこどもたち
卒園おめでとうございます

社会福祉法人しただ
理事長 北澤 幹男

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卒園おめでとうございます。 T.K

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2011年3月17日 (木)

東北地方太平洋沖地震について

今回の東北地方太平洋沖地震において、被害にあわれた地域の方々に心からお見舞い申し上げます。

そして医療法人社団しただ / 社会福祉法人しただの施設に関しては幸いなことに被害はありませんでした。

施設として何かできることがあるかということですが、現在調整中であり具体的なことをこの場で発表できません。

当面、節電に協力するという事で、照明等を一部消すという節電対応をさせて頂いています。

施設運営に関して、このほどの災害に関しての間接的な障害はいくつか出てきています。

かもしか病院、介護老人保健施設いっぷく に関しては冷暖房空調のエネルギーに灯油を使用しています。その灯油が手に入りにくくなってきました。取引先は何社かあるのですが数量等が制限されたり、取扱いがなくなったしまった、という会社が出てきています。その為現在空調を入居されている方々に差し支えない程度まで下げ、バックヤードの事務総務関連の空調はさらに下げています。という事で、現在私は某社のヒートテックの下着の上にYシャツ、セーター、そしてこれも某社のフリースを着ておりますが、寒いです・・・。

しかしながら被災された方々に比べれば、まったくもって大したことはありません。

そして災害現地の未だ惨状の状況さえ完全には明確になっていないところで、私たちができることは、募金。これが最初に頭に浮かびます。今、ネットで簡単に募金ができるところがいくつかあります。そのうちの一つをご紹介します。

http://bokin.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html

ヤフーのサイトです。クレジットカードでの募金になります。私が募金した時は1億前後集まっていて「すごいな!しかしユニクロの柳井氏は一人で10億!」と一人興奮していたのですが、3/17現在68万人で10億1千万突破です。68万人で柳井氏超えです。

そして気になるのが、買占め騒動です。三条市でもスーパーからカップめんがなくなった、トイレットペーパーがなくなった、という事態が見られるそうです。これは「いかん」と思います。カップめんは私の大事な昼食なんです。という事ではなく。

ただ、ガソリンは首都圏と意味合いが違うと思います。交通インフラの車に依存する割合がまるで違いますからね。

そんなことで少しでも我々ができること、と考えていたらこんなポスターが目に入りました。

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不要不急のものを買うくらいなら寄付ですよ!1000倍くらい気持ちがいいです。

という事で私自身は帰宅しましたら、再度寄付です。微々たるものですが。

T.K

2011年3月16日 (水)

2番館に春の訪れ

3月も中頃を過ぎ、春の足音もすぐそこへ近付いているようですが、天気もめまぐるしく変化し暖房もなかなか手放せない日々を送っております。

そんな中、帯織地区にあるいっぷく2番館のご近所に住まわれ、趣味で生け花を始められたHさんより「皆さんに喜んでいただけたら」という思いで、施設1階フロアーに生け花を生けて頂けることになりました。

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左右に咲いた黄色のかわいらしい花の名をご存知でしょうか。

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そうです、満作(マンサク)の花です。

満作(マンサク)の花を、調べてみますと
①開花時期は、  1/20頃~  3/25頃

②春に他の花に先駆けて咲くので 「まず咲く花」ということでだんだんと「まんさく」になっていったらしい

③花がたくさんつくので「豊年満作」から命名されたとも

④ 欧米でも人気があり、「魔女の榛(はしばみ)」               
  という名前もついている

⑤細長いひも状のちぢれた花。黄色が鮮やか。赤い種類のものもある。この、ひも状の花弁の様子が、踊り子の手足のように見えることから、古くから花木として庭などに植えられる。 

⑥2月25日の誕生花(満作)

⑦花言葉は「幸福の再来」(満作)など色々な説明がされています

奥の深い花、春を感じさせる満作が1階フロアーで元気に咲いています。どなたも気軽にお立ち寄りいただき、軽食喫茶でいっぷくされながらご覧いただけたら幸いです。

「これからも生けに来るからねー!」とHさん。その印象的な言葉に職員・ご利用者一同、これからも楽しみがひとつ増えました。

K.O