11月21日老健いっぷくにおいて、縁 竹縄さん(えん たけなわ と読みます)のコンサートが行われました。
縁 竹縄さんって誰?少しプロフィールを紹介しましょう。
往年のスター、エノケンの温かい歌を崇拝するギターの弾き語りで、これまで駅前・路上・福祉施設など幅広く活動をされている、27歳の男性です。
今回「無条件!全国百箇所エノケン歌めぐり」を実行中ということで当施設に足を運んでくださったようです。
誰の紹介なんだろう、このブログの効果かな、と思いきや、なんと彼は当法人の職員Hさんの弟だったのです。
そんなこともあり、コンサートはデイケア・入所ご利用者の他にもHさんの弟さんを見ようと大勢の皆さんが集まり、始まりました。
縁 竹縄さんのほんわかとした、温かい雰囲気と歌声に興味本位で来ていた人達までが優しい空気に包まれ、自然と引き込まれていきました。
会場のあちこちから一緒に口ずさむ声が聞こえてきて、その当時を思い出されているのでしょうか、何ともいえないご利用者の表情を見ることができました。
緩やかに、時間が流れ幸せなひと時を皆さんと過ごすことができました。
縁 竹縄さん、ありがとうございました。また、その優しい歌声を聞かせて下さい。
そして法人職員Hさん!今回一番緊張していたのは、あなたかもしれませんね。ありがとう!お疲れ様でした。
介護老人保健施設いっぷく T.A
去る8月26日、介護老人保健施設いっぷく において夕涼み会を開催しました。
私達の法人では、観劇やいっぷく祭りなど各事業所合同の行事が沢山あります。
法人の事業所が増えて行事の規模が拡大していくことはお互いの事業所間の連携や
職員どうしのコミュニケーションを図るうえでも意味のあることだと思います。
ただ、もっと職員とご利用者が身近に喜びを感じあえる行事があってもいいんじゃないか!そんな思いから「老健独自のお祭りをやろう!」と数名の職員が立ち上がり準備期間1ヶ月未満、予算は極力抑えて・・・条件は決して良くないところから、なんとか8月26日に開催することができました。
当日は職員総動員でお祭り会場を設営しました。地域の方から矢倉、太鼓をお借りして、ぐっとお祭り感アップ。これだけでもお祭り気分が高まりますよね。ご利用者、職員共々テンションが上がってきました。
夕方、いよいよ「夕涼み会」スタート。日中は残暑厳しい暑さでしたが、日が沈むにつれて初秋を感じさせる心地いい夜風が吹き抜けていき、矢倉に立てた竹が風に揺れ・・・あーなんて情緒たっぷりなんだろう。
お祭り気分が高まる中、まずは老健駐車場でご利用者と一緒に夕食を食べ始めました。
夕食を楽しんでいると、司会者登場!浴衣に身を包み気分満点です。
イベントの出だしではご利用者のご家族プラス有志の皆さんから日本舞踊を
披露していだだきました。 つづいて、ご利用者のかくし芸!お二人合わせて179歳!この日のためにと用意をした衣装を身にまとい立派に詩吟を披露してくださいました。
(詩吟の写真はご利用者のプライバシーに配慮し、掲載しておりません)
お次は!!国籍不明の4人組みがものすごいセクシー?な衣装で登場!すばらしい?ダンスが始まりました。会場にいた職員、ご利用者が笑いの渦に包まれた瞬間です。
よーく見れば、そう!老健のイケメン職員ではありませんか!私は目を疑いました。そしてなんとご利用者からアンコールがかかり、そのかけ声とともに次々と職員が飛び入り参加して、熱気は最高潮!!ご利用者も笑い声と手拍子でダンスを盛り上げてくれました。
「笑う門には福が来る」とはよく言ったもので、「笑い」は健康にもすごくいいんです。最近では医学的な研究も進んでいます。笑いによって血糖値が下がった、リウマチが良くなった、なんて記事も目にするくらいです。彼らの体をはった迷? ダンスは、実はこんな二次作用も生んでいたんですね。
ダンスを2回も踊り、疲れ果てた彼ら。そんな彼らの汗ををご利用者の方が優しく吹いて下さいました。疲れなんて吹っ飛ぶ、心温まるワンシーンでした。
いよいよお祭りは最高潮をむかえ、花火を一緒に楽しみ、
最後は盆踊り で幕を閉じました。その日の夜、心地よい疲労と達成感に興奮してなかなか眠りにつけなかったのはおそらく私だけではなかったはずです。
介護老人保健施設いっぷく T.A
毎年かもしか診療所ではしただふるさと祭りと時機を同じくして、「収穫祭」を行います。診療所の前に畑を設け、ご利用者と職員で野菜を育て、それを収穫・調理し、皆さんで味わい、健康増進を図る、というものです。
しかし!今年は大変なことが・・子山羊の太郎が畑の前の野菜をすべて食べつくしてしまったのです(子山羊の太郎については8/1投稿参照下さい)。
そのため今年はご利用者や職員で野菜など持ち寄り、調理して頂きました。
また今回は職員のSさんの超本格的なフラメンコが披露されました。Sさんのフラメンコはそれは本格的なもので、見るものを圧倒するほどのものです。
ところが今回はSさんのフラメンコをさらに圧倒する出来事が起きました。
当法人のトップである北澤理事長ではないですか!この衣装は何なんでしょうか?うっお化粧まで・・・
登場した瞬間、歓声とも悲鳴ともつかないどよめきが上がりました。
あ、理事長おそらくどうしてよいのか判らず履いていたわらじを手に持ち踊り始めました!
他の方々は本格的なフラメンコ、理事長は・・盆踊りの激しいものでしょうか・・・。
とんでもないサプライズはありましたが,その後は皆様で旬の野菜を楽しみながら和やかにご歓談されていました。トップたるもの、祭りではこのようにはじけなければご利用者を楽しませることはできない、ということを身をもって教えていただいた気が致します(本人がやりたかっただけかもしれませんが・・)。
T.K