いっぷく2番館、安全運転講習会
11/28、介護老人保健施設いっぷく2番館では三条警察署の交通課安全教育係 佐藤様を講師としてお招きし、安全運転講習会を行いました。
参加した職員からレポートが届いています。
内容:交通事故の大半がヒューマンエラー(人為的過失)から起こる。
ヒューマンエラーは、疲労や錯覚から生じる。
ヒューマンエラー → 運転の3大要素「認知・判断・操作」のミスが起こる。
1.認知のミス
・よそ見(わき見)
・前を見ているけれど、ボーっとしていた
・先入観からの思い込み
2.判断のミス
・情報量が多すぎる
3.操作のミス
・難しい運転技術
またボーっとして運転すると、認知して判断する時間が長くなり、その積み重ねが事故につながる。(時速40㎞で1秒間に11m進む)
以下の4つの要因からも交通事故につながる。
・病理的要因 → 熱がある
・生理的要因 → 二日酔い・過労
・薬理的要因 → 薬の副作用
・心理的要因 → あせり(あと何分までに到着しないといけない)
●交通事故を防ぐためには、どうしたらよいのか。
・意識付け(本気で交通事故を防ぐんだという意識付け)
・コメンタリー走行(言葉を発する → 赤信号停止といった)
・かもしれない運転(他者や見えない所にひそむ危険を予測し、危険因子から遠ざける)
・気持ちに区切りをつけるスパンを何回かに分けて、リフレッシュさせる(集中力は続かない)
・正しい運転姿勢を保持する。(ブレーキをかけた時に膝が伸び切っていないこと、ハンドルを握った時に肘が伸び切っていないこと)
●自分に過失はないけれど、事故につながるケースがある。
→ 停止状態での後ろからの追突といった被害を少なくすることを心掛けて運転することで、けがを防ぐことにつながる。
→ ポンピングブレーキをかけ、後続車に知らせる。さらにそれでも危険だと感じた時は、横断歩道ギリギリまで車を停止させる。
人の命を第一優先に運転するよう、心掛けることが大切です。
レポート:池田 写真:西澤 編集:小澤
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