職員へインタビュー!第四弾~作業療法士編~その2
職員へインタビュー!第四弾~作業療法士編~その1 の続きです。
-----お仕事をするうえで心がけていることは何ですか。
社会人の基本ですが、体調管理です。
施設には慢性的な病を患い気持ちが落ち込んでしまっている方がいらっしゃいます。
そんなご利用者と関わるので、職員が体調不良だったり落ち込んでいたらご利用者にもそんな雰囲気が伝わってしまうと思うんです。
また、ご利用者の些細な変化を感じ取るためにも、常に感覚を研ぎ澄ましておかなければならないと思います。
また入所されているご利用者については、身体機能・認知機能ともに状態が重い方が多く、ご利用者自身がリハビリテーションをすることを望んでいない場合もあります。
ですので可能な限りその方のストレスとならないようにリハビリテーションを行うことを心がけています。
-----職種間の壁はありますか。
正直に言えば「あります」。どの職種の職員も「ご利用者によくなってほしい」と思っています。同じ施設で働く職員でも考え方が違うからこそ意見がぶつかることもあったりまとまりづらかったりということもあります。
ですが介護老人保健施設いっぷく2番館の職員は、職種ごとの役割を理解し、他の職員に任せられるところは任せ、自分ができることは責任をもってやる、という姿勢が定着していると思います。
そういう面では職種間の壁は比較的無いと言えると思います。
-----残業や働きやすさについではいかがですか。
法律の改定やご利用者の入退所の状況にもよりますが、基本的に残業は月4時間以内にはおさまります。
有給休暇も取りやすいです。互いの協力関係もあって、フォローしあえていると思います。
<インタビューを終えて>
どの職員も「ご利用者によくなってほしい」と思っているからこそ時には意見がぶつかることもあるが、それぞれの専門性を活かした取り組み通して業務にあたっているというお話がとても印象に残りました。
またリハビリテーション課の係長である山下さん。有給休暇の取得に関してや、残業をなるべくさせない・手伝えることは手伝う、という他のスタッフへの「プライベートも大事にしてほしい」という思いが伝わるインタビューでした。
山下さん、ありがとうございました!
写真:木村 記事:小澤
医療法人社団しただ リクルートサイト
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