職員へインタビュー!第三弾~介護職員編~その2
職員へインタビュー!第三弾~介護職員編~その2 の続きです。
-----医療法人社団しただの魅力は何ですか?
「多職種協働のチームケア」を行っている中で、「ご利用者のために、こんなことをしてあげたい」という思いを法人が積極的に汲み取ってくれるところです。
「これはどうなんだろう」と足踏みしてしまうようなことでも。
-----例えばどんなことを?
以前、デイケアサービスのご利用者を連れて演劇を見に行ったことがあったんです。1週間毎日。それはもう大喜びで。
そうしたら理事長が「そんなに喜んでもらえるなら、演劇をここでしていただいたら」と言うんです(笑)
それから法人で演劇公演をしていただくことになったのですが、地域のみなさんも招待したら喜んでいただいて。
現在は夏の定番行事として外で天ぷら揚げてそうめん流しもするんですよ!
-----たしかにこの法人、いつも楽しそうなことをしていますよね。
安全とご利用者の希望を天秤にかけたときに、安全を選ぶがゆえに消極的な企画になりがちですが、この法人は所属長や上司が積極的にバックアップしてくれるんです。
だから私たちは安心していろいろなことに取り組むことができます。
-----他にはどんな魅力がありますか?
スキルアップに対するサポートもあり、働きながら資格を取りやすい環境です。
私自身も介護職から始まり現在は支援相談員としての勤務もしています。
-----ご病気をされていたと聞きましたが。
病気自体もそうですが、病気がよくなるまで休職していることがつらかったです。
でも職場の人たちから「調子はどう?」と電話をいただいて気にかけてくださって。
病気が少し回復して半日出勤になったときはご利用者から「おめさんずっといねかったねっかね、どうしたんだね?」と声をかけてくださって。
家族以外にもわたしのことを待ってくれている人たちがいたから頑張れたし、結果的にそれが仕事への復帰を早めたと思います。
-----今後の目標はありますか。
「自分の身内など、大切な人を自信を持って介護老人保健施設いっぷくに連れてくること」でしょうか。
今、義理の母がデイケアサービスを利用しているんです。
「あなたが働いているところなら行ってみたい」と言ってくれて。自分の仕事や職場を家族に認めてもらえてすごく嬉しかったですね。
支援相談員、介護士の両方の立場からこの施設のいいところを発信していけたらなと思います。
-----残業や働きやすさについてはいかがですか。
残業はほとんどありません。周りの職員がなるべく残業をしなくて済むように、協力しあってると思います。風通しのいい職場でとても働きやすいです。
また色んな年代の職員がいますから、例えば子供の学校行事に出席したいというときも、子育てが終わって比較的余裕のある職員と勤務交替してもらったり。
そんな余裕がこの法人にはあります。
<インタビューを終えて>
仕事がきついなどネガティブなイメージを持たれやすい職種ですが、今回のインタビューで介護という仕事は生きることの本質を知ることができる、やりがいのある仕事だと感じました。
また残業やお休みについても職員が協力し合って働きやすい環境が定着しているというお話も伺いました。
介護業界に対する誤解はまだありますが、広報担当としても各施設の楽しい部分や職員の様子を積極的に発信し認識してもらえるように頑張りたいと思いました。
味田さん、ありがとうございました!
写真:木村 記事:小澤
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