かもしか病院の超充実な職場体験!~2日目~
2日目もそれぞれの部署が工夫を凝らした説明や体験学習を提供してくれました。
ある部署ではご利用者と一緒に体を動かしたり。またある部署ではちょっとした劇が繰り広げられたり…。職員のわたしも「勉強になるなぁ」と感じた、とても内容の濃い職場体験でした。
シーツ交換、ベッドメイキング。
「あれれ、どうやるんだっけ??」「こうだよ!」と教えたり教えてもらいながら頑張ってくれました。
総務部の見学です。
「そうむ?なにをするところ…?」と頭に?がたくさん浮かぶ生徒さんを相手に総務部長が分かりやすくお話しました。
理学療法士とご利用者と一緒に体を動かしながらリハビリテーションについて学んだり、実際にリハビリテーションをしている様子を見学しました。
病棟に戻って今度は栄養補助食品についてです。
「どれか一つ、気になる味の栄養補助食品を選んで食べてみよう」と介護士長。
ハチミツヨーグルト味を試食してみると…「ちょっと粉っぽい」「思ってた味とちょっと違う…」と少々不評のもよう。
続いて病院食の大試食会。
飲み込む能力に不安のある方が食べるムース食や、細かく裁断されたきざみ食。「ムース食は舌ざわりがちょっと…。きざみ食はまだ食べられます、おいしい!」と感想を頂きました。
ある子は「自分の口できちんと食事ができるって幸せなことだよね」と、病院食を通して食べることの大切さを感じていたようでした。
いつもは静かな相談員室からなんだか賑やかな声が廊下まで聞こえてきます。相談業務がどのように行われているのか、職員が劇にして説明していました。
写真左が車いすのお母さん役、その隣が娘役、その隣が相談員役です。
相談員「お家での介護で大変なことは?」
娘「夜中に起きて介助しなければいけないこともあって…」
母「自分の力で便所まで行きてんだろもねぇ…」
新潟弁も入り混じって、親しみを感じる劇が繰り広げられました。
調剤室で薬剤師の仕事について聞いたり、調剤用の機械を使って粉薬に見立てた乳糖を分けて一包みにする作業を体験しました。
最後は看護業務体験です。職員が実際に使っている聴診器を使って自分の心臓やお腹の音を聴いたり、血圧を測りました。
医療廃棄物容器を組み立ててみました。
看護師が看護業務の合間に作るそうですが、なかなか時間が取れずに苦労している部分だとか。生徒さんに作っていただいた容器は実際に病棟で使われることになりました。
以上で2日間にわたる職場体験が終了しました。
将来、職場体験をした生徒さんから医療法人社団しただの職員が誕生するといいですね。
小澤
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