等々力 務先生の「みんなで考える認知症」
11/27に「道の駅 漢学の里しただ」諸橋轍次記念館でいっしょにいっぷく「みんなで考える認知症」が行われました。
講師は公益社団法人「認知症の人と家族の会」の等々力務先生。会場には50人前後!の方々がおいでになりました。
講演の内容をかいつまんで・・・。
「認知症の方の徘徊を見分けるポイント」
・季節外れの服装をしている。
・信号を無視したり、車道を歩いている
(こんな時間にこんな場所で)
・はだしや履物が左右で違っている
・きょろきょろしながら同じところを歩き続ける
・公園やバス停で長時間座り続けている
「認知症の人への関わり方」
●優しさをシャワーのように注ぐ接し方
・よく話を聞く
・積極的に笑顔で話しかける
・よく褒める
・優しく触れる
・自分が大切に思われていることを相手に伝わるようにする
など、具体的なことも踏まえてわかりやすい講義が続き、最後はおなじみの「ボケます小唄」「ボケない小唄」です。
「ボケます小唄」
1
何もしないで ぼんやりと
テレビばかりを 見ていると
のんきなようでも 歳を取り
いつか知らずに ボケますよ
2
仲間がいないで 一人だけ
いつもすること ない人は
夢も希望も 逃げてゆく
歳をとらずに ボケますよ
3
お酒も旅行も 嫌いです
歌も踊りも 大嫌い
お金とストレス 貯める人
ひとの二倍も ボケますよ
「ボケない小唄」
1
風邪をひかずに 転ばずに
笑い忘れず よくしゃべり
頭と足腰 使う人
元気ある人 ボケません
2
スポーツ カラオケ 囲碁 俳句
興味ある人 味もある
異性に関心 持ちながら
色気ある人 ボケません
3
歳をとっても 白髪でも
頭禿げても まだ若い
演歌歌って アンコール
生きがいある人 ボケません
等々力務先生、ありがとうございました!
t.k