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三条市立荒沢小学校の3年生14名の生徒さんが、ケアハウスいっぷく・特別養護老人ホームいっぷくへ来てくれました。
まずは、ケアハウスのご利用者に歌と折り紙をプレゼント。「短い間ですが、よろしくお願いします。」と大きな声でゆっくり挨拶をされました。その後は「皆さんも一緒に歌ってください!」と、鍵盤ハーモニカの伴奏で♪春の小川を含めた3曲を披露してくれました。
とてもノリノリで歌っている生徒もいて、まるでコンサート。私が、小学校の頃は”恥ずかしい”とか”カッコ悪い”などと理由をつけては歌っているフリなどをして、よくごまかしていたものですが。
アンコールをしたくなるくらい楽しい合唱の後は、「折り紙を一緒に作りましょう!」とケアハウスご利用者と一緒に折り紙を楽しみました。コップや風船、たけのこグライダーなど、グループに分かれて作り方を教えてくれました。ケアハウスいっぷくご利用者は「何を作っているのか、わかんね」と言われながらも、立派な作品が完成。
最後に、「今日はいっぷくを訪問して喜んでもらったみたいで良かったです。また呼んでください。」や「一緒に折り紙をして喜ばれて嬉しかったので、また来たいです。」と挨拶をしてもらい、ケアハウスいっぷくの訪問は終わりました。
続いては、特別養護老人ホームいっぷくへ施設見学です。
突然の訪問に特別養護老人ホームいっぷくご利用者もビックリしつつも、荒沢小学校の生徒と握手で交流をはかり、大変喜ばれていらっしゃいました。
最後は荒沢小学校の児童から当施設事務長へ質問コーナーの時間です。
実は、事前に質問の内容を頂いており、その質問を事務長が答えるという時間短縮を狙った大人の事情のもと進められた質問コーナーだったのですが、事務長より「この他に質問はありますか?」と聞くと、女子児童より「なぜ、お年寄りはグループでいるのですか?」との質問。・・・す、鋭い質問ですね(-▽-;) ぜひ、将来は介護職を~!とお願いしたくなるほどの良い質問です。
今回の訪問授業は『統合』という科目にあたるそうです。少し前でいう社会科が発展したようなものと引率された先生がおっしゃっていました。冒頭で3年生14名とご紹介しましたが、全校児童は49名。少子化とは聞いていましたが、あらためて数字にしてみると私の子供の頃と比べ、その人数の少なさに驚かされると同時に、少子化を肌で感じた日でもありました。
M.K