初秋、下田北五百川、棚田稲刈り!
6/12に「初夏の下田、北五百川、棚田の風景」という記事をエントリーさせて頂きました。
https://shitada.blog-niigata.net/shitada/2007/06/post_8510.html
その棚田の稲刈りが9/17の週に行われるとのご連絡を棚田の持ち主、佐野さんから頂きました。
そして17日当日!天気予報だとその週、あまり天気は芳しくないようです。と言うことは天気がよければ、即稲刈り!で17日当日!とんでもなく天気が良い!ということはこの日に稲刈り終了の恐れ大!
しかしこの日は、当法人最大のイベント「いっぷく祭り」。まずい!足らない頭を働かせ、朝一で棚田取材、その後いっぷく祭り参加、その後時間をみて再度棚田取材!そしていっぷく祭り参加!大丈夫か?俺。
とにかくデジカメ持って棚田へ。棚田もちろん傾斜地に作られるから棚田です。当日は朝から天気がよく、真夏日です。風ありません。棚田へ行き着くまで朝一なのに汗だくです。ということは佐野さんはじめ、棚田を所有している方々はこの傾斜地を上り下りし作業しているわけで、大変な苦労をしていらっしゃるわけです。
登っていくと見えてきました。天日干し、つまり、はざ掛けが!
佐野さんに夏にお伺いしたところ、このように一部ははざ掛けし、天日干しをするそうですが、全てはとても出来ないそうです。そりゃそうですよね。
稲もまさに「頭(こうべ)」を垂れています。実るほどこうべを垂れる稲穂かな。なんて説教くさい言葉が素直に出てしまいました。
お、佐野さんです。あ~、もう、めちゃめちゃ忙しいのにこちらに気を使われて来てくださいました。もう、即効で「気にせんで下さい~。」とお仕事に戻って頂きました。この後予報では雨の心配がありましたので、正直佐野さんは一刻もはやく、という心情でしょう。それなのに・・・良い方です。お気遣いありがとうございます。
一見普通の田んぼのように機械でがんがん刈っているように見えますが、棚田です。細かく方向転換しながらの微妙なそして慎重な作業です。
そして棚田ならではの大変な作業がこのように一度小さな田を刈ったら次に機械を移動させるのがこれが大変。
通常の田でも写真のような機械の移動作業はあると思いますが、棚田の場合これが面積が狭い田がひしめいていますのでこのような段差を超えることしばしば。大変です。
このような大変な作業を持って、日本の原風景とも呼ばれる里山の棚田が守られています。三条下田にこのような棚田があることを誇りにさえ思えます。そして三条中心からわずか20分程度でこのような風景が見ることが出来ます。皆さんも一度足を運ばれては如何でしょうか?もちろん農作業の邪魔にならないように・・・。そして作業している方々に一声かけましょうね。
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