いっぷく2番館、新人インタビュー
今回は来年1月に開設されるいっぷく2番館(介護老人保健施設)の職員となる、研修中の新卒お二人に来ていただいて、インタビューさせて頂きました。
渡辺さんと菅君のお二人です。渡辺さんは介護職、菅君は作業療法士です。
最初にお聞きしたいのですが、このような仕事をしようとしたきっかけは?
渡辺さん:「私は父が障害者施設で働いており、小さいころからその施設の文化祭や行事などに参加しており、施設というものになじみがありました。そこで高校のときに進路を決めるにあたって、福祉関係の仕事に進もうと考え、県内にある新潟医療福祉大学に進学しました。」
おぉ~、なにか筋道がきっちり立っていますね!高校生のときに進路をはっきり決めていたというのは、私から考えると、渡辺さんに後光がさして見えますよ。私なんて女の子とテニスのことしか考えてなかったな・・・
菅君:「え~、え~、運命です!」 え?・・「だから運命なんですよ、ディスティニー!!」 はぁ? 「いや、あの、僕は高校生の時、かなりすさんだ生活を送っていまして・・・」 はぁ・・ 「高校なんて午前中しかいませんでしたし。そうですよね?」 いやいや、同意を求められても困るんですが、私はきちんと通っていましたよ。はい。「そこである時、母にこんこんと諭されました。まじめでまっとうな人生を歩みなさい、と」「そこで高校の先生に相談したんですね、就職やら将来について。そしたら机にとんでもない資料の束を渡されまして。その一番上にあった資料をパッと開いて出てきたのが作業療法士。」 (一同:えっ!ええ~~っ!?)「ただ、その本には 「人の手助けをする仕事」とあったんですね、今までの人生を振り返れば確かに人の手助けなんかしてないし、迷惑ばっかりかけていましたからね、はははは」「なので人のお役に立てる職業がいいかなと。」「また作業療法士は、精神科の分野も勉強しなければならないと聞いたので、興味がわき、新潟福祉医療大学に進学しました。」
あ、お二人とも出身は新潟医療福祉大学ですね。しかし菅君の志望動機は凄いですね。なんかヤンキー先生か、スクールうぉーずか・・・。では菅君から、次の質問なんですが、数あるこのような施設で当法人を選んで頂いたのは、どのような理由ですか?
菅君:「実は1年前に実習で老健いっぷくのリハビリ課に来まして、そのときにこちらのスタッフが非常に向上心のあるスタッフの方々だと感じたんですね。仕事が終わってもリハビリのことで熱い議論をしていたり。そんな中、この法人で新しい施設が作られると聞き、応募しました」
渡辺さん:「当初は児童福祉関連の施設を探していたんですが、県内にはそのような施設があまりなく、大学で開催される就職説明会でこちらの法人の説明を聞きました。そこで印象が残ったのが「ご利用者一人ひとりのことを考えている施設なんだな」と。また自分のやりたいことを実現できるような法人なのではないかと感じました」
いやいや、リハ課のスタッフ、そして就職説明会にいった職員、良かったですね!
最後に今後施設運営のなかでやってみたいことはありますか?
菅君:「老人保健施設を利用する方に少しでも以前の環境に近いもの、つまり家庭にいた時の生活に近い雰囲気を味わっていただきたいんですよ。幸い栄の帯織周辺は畑がたくさんあると思います。おそらくご利用される方も畑仕事など施設に入る前はされていたと思います。なので施設に畑など作って、そこで楽しんで頂く事なんかやってみたいですね!」
渡辺さん:「正直、研修期間でこのようにスタッフ全員が集まれるのは今しかないと思います。その中で勉強し、お互い議論できるような、信頼できる人間関係を構築したいので、まだ先のことはあまりイメージできていません。とにかく今、非常に大事な時期だと思うので。」
この最後の質問はお二人の個性がでましたね。こつこつ確実に物事をこなしていく渡辺さんと、どか~んと突き進む菅君。実に楽しいインタビューでした。最後に準備室室長奥山氏と総務佐藤氏も加わって記念撮影です。
ポーズの意味はまったくわかりませんが、ひとつの施設をハード・ソフト両方一から作るのは並大抵の苦労ではないと思います。しかし達成感は、それは言葉には表せないくらいなものだと思います。研修もだんだん中だるみの時期に来ると思いますががんばって集中力を持続してください。後ろのお二人はあまり心配なさそうですが。追々このお二人もブログで追っかけていきたいと思います。
T.K
若い力で利用者が、ゆっくりと自宅にいる気持ちで過ごせるように頑張って下さい。
地元の農家の指導で野菜作りなんかもいいですねえ~!
人間、身体を動かすのが一番ですものね・・・・
投稿: M.K | 2007年5月28日 (月) 16:18