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2006年11月24日 (金)

白衣はないの? 1

私どもの法人は白衣をはじめ、制服というものを採用していません。
つまり医師や看護師であっても白衣はほとんどの場合着ていない、という事です。
特にかもしか病院など、病院という名がついた施設において医師や看護師が
白衣を着ていない、という事に驚かれる方も時折おられます。
夏にポロシャツ・短パンという姿の医師が見受けられた時にはさすがに私も
驚きましたが(笑)。

このような白衣や制服がないということに対して私たちの法人は様々な考え、
理念から上記のような形をとってきました。

まず私どもの施設に入院・入所されている方には可能な限り「ご家庭にいる雰囲気」を
味わっていただこうという理念があります。
一般のご家庭で白衣や制服を着ている方はいませんよね。職員にはその業務によって
ジャージ等ある程度のものは貸与していますが家庭の雰囲気を感じて頂く様、基本的に私服で勤務して頂いています。

私たちも風邪などで病院や診療所にかかる時、白衣の先生に診察を受けるときは若干でも緊張しませんか?非日常ですよね、白衣って。それが長い期間入院・入所されている方には苦痛以外なにものでもないような気が致します。

そして驚いたことに「白衣高血圧症」という言葉も存在します。それは医療機関という非日常的な場所において、ご利用される方が緊張し舞い上がってしまい、ストレスを生じ、血圧を測ると普段では考えられない高い血圧が測定されてしまうというものです。こんなことから白衣が家庭的な雰囲気を生じるとはちょっと考えにくいですよね。

ちょっと長くなりそうな文章ですので3回に分けてエントリーさせて頂きます。

T.K

Photo_99

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コメント

白衣を着ていないのは私も最初はびっくりしました。今後のブログを最後まで楽しみにしてからまたコメント書きます。

よ~く、わかりました。

私は、いやいやながらも他の大きな病院に定期的に通っています。
予約をしているのに、待合室で1時間も待たされます。
そんな時は、何もすることがないので病院職員の一挙手一投を、キョロキョロと見ています。
(他の患者もみんなそうですが・・・)
白衣を着た職員はそんな私達を、無意識のうちに
高い目線から(少し下等なものを見るように)ちらっと一瞥して歩いていきます。
今までは、看てもらう立場だから仕方ないか・・・って、思っていました。

でも、今度からそんな白衣に合ったら立ち上がって見返してやろうと思いました。

M.Kさんコメントありがとうございます。
>でも、今度からそんな白衣に合ったら立ち上がって見返してやろうと思いました。
すごい意気込みですね(笑)。見返されたほうはびっくりですよ。逆にその病院の職員が入院されてしまうかもしれませんよ。
「なんかご利用者にいきなり見返されたっ!」って。
とりあえず飛びかかって白衣を引き裂くことは十分ご注意願います。だって飛び掛って、白衣びりびりにしてその理由が「しただブログです!!」と言われても当方は責任を持ちかねます。ご健康をお祈り申し上げます。

白衣がない病院なんて初めて知りました。
たしかに白衣を着てないほうが親しみ易いですよね。
白衣を着てることで先生、患者という関係を意識してしまいます。
先生が白衣を脱ぐことで1つの壁が無くなる気がします。
かもしか病院は先生と患者の距離が近いんでしょうね。

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