2018年4月24日 (火)

新入職員研修のようす⑦~身体拘束廃止について、自分自身を知ろう、目的・目標とは~

研修3日目の3コマ目 かもしか病院五十嵐看護師長による身体拘束廃止についてです。

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◎身体拘束とは

 身体の行動を制限する行為のこと。

・ベッドを柵で囲む

・手指の機能を制限するためにミトンを使用する

・立ち上がれないように安全ベルトを使用する

・行動を落ち着かせるために向精神薬を過剰服用させる

・行動を制限するために隔離する

などがあります。

 

◎身体拘束が認められるケース

・利用者本人または他の利用者等の生命または身体が危険に晒される可能性が著しく高いこと

例)ベッド上多動のため転倒の危険がある

・身体拘束その他の行動制限を行う以外に代替する介護方法がないこと

例)経管栄養の患者に対して。チューブの固定方法を変えても効果がない

・身体拘束その他の行動制限が一時的なものであること

例)経管栄養中のみミトンを使用する

 

◎身体拘束を行う前に・・・

・職員一人で判断せず、他の職員と話し合い対策を考える

・身体拘束以外の対策がなくやむを得ず身体拘束を行う場合には本人や家族に説明し同意を得る

・身体拘束を行う際には、理由・方法・期間の記録に残す

 

この講義中、利き手とは逆の手にミトンを装着していたのですが、体の一部の自由がきかないということがストレスでした。

胴体や両手足を拘束されたら…と考えるだけでも窮屈に感じてしまいました。

身体拘束はご利用者への精神的苦痛、ご利用者家族へトラウマや後悔を与える可能性もあると知り、対応が難しいことがよく分かりました。

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4コマ目はかもしか病院新飯田療養部長による、自分自身を知ろう、目的・目標とはについての講義内容です。

Ⅰエゴグラムによる性格診断テストの結果をもとにした講義・グループワーク

人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析されるテスト。

・CP(支配的な親)…厳しい心

・NP(養育的な親)…優しい心

・A(合理的な大人)…論理的な心

・FC(天真爛漫な子供)…奔放な心

・AC(従順な子供)…協調的な心

事前に行ったエゴグラムによる性格診断テストの結果をもとに、グループに分かれてそれぞれの性格についてと行動目標についてを発表しあいました。

※わたしはFCが一番高く、Aが一番低かったです。

 

Ⅱ目的・目標とは

◎目的と目標の違い

・目標の先に目的があり、目標は目的のためにある

・目標は具体的に複数、目的は抽象的に一つに設定する

・目標は諦めることがあっても目的は諦めない

・目標は見えるモノ、目的は見たいモノ

・目標は過程、目的は行き先

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エゴグラムによる性格診断テストの結果をもとに、5人のグループで結果を見せ合ったり行動目標を話し合ったりしました。

似たような結果の人はいても、当たり前に全く同じ数値が出ている人はいなくて、色々な人がいるのだなと改めて思いました。

結果をもとに、自分を変える計画を立てていこうとも思いました。

また、目的と目標について、今までは目標のみを立てていましたが、具体的な内容を定めた目的を設定することも大切だと学びました。

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<2日間の職員研修を終えて>

社会人としてあるべき姿といった基本的なことから、

これまで学習したことのなかった医療分野についても学ぶことができ、たいへん有意義で充実した2日間でした。

またグループワークでは、普段なかなか接することのできない職員と交流することができ、とても新鮮に感じました。

今後の研修でも色々な知識を吸収し実践に役立てていこうと思います。

M.O

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2018年4月18日 (水)

新入職員研修のようす②~職業倫理(医療倫理)について~

前回に引き続き、新入職員研修の様子です。3月入社の社会人4年目24歳総務部女史のreportです。

t.k

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研修2日目の2コマ目は、医療法人社団しただ 新飯田療養部長による「医療倫理の4原則について」の講義でした。
 

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倫理とは、仲間の中での決まりごと、守べき秩序のことを指します。

また医療倫理には4原則があります。

 

・「患者の自律性の尊重」

⇒患者自らが適切な意思決定をできるよう、重要な情報の提供、患者の疑問に対して丁寧な説明をすること。それらをもとに患者が行った意思決定をスタッフが尊重すること。

・「患者に害をなさない」

⇒患者に対して「無危害」であること。患者のために最善を尽くすこと。

・「患者の利益の追求」

⇒すべてのスタッフが患者に最大限の利益を与えるために最善を尽くすこと。

 (例えば、すべてのスタッフは患者に転倒、転落の防止、危害が及ぶことを避けるために十分で適切な注意を払わなければいけない)

・「正義、公正」

⇒形式的な正義、実質的な正義を求めること。

(例えば、食事介助。一人で食事ができる人、できない人がいるけれども、すべての人に食事介助をするのではなく、それぞれの能力に応じたサービスを提供しなければならないということ。)

 

医療倫理の4原則について初めて知りました。

内容はごく当たり前のことのように感じましたが、倫理の存在なくして、倫理に従わなくして、質の高い看護を提供することはできないのだなと思いました。

総務の仕事には医療倫理はあまり関係ないかもしれないけれど、法人理念や方針は、医療倫理に性質が似ているのかなと思いました。

日々なんとなく仕事をするのではなく、法人職員として原点に返ることも大切だと思いました。

M.O

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2018年4月17日 (火)

新入職員研修のようす①~新入職員としての心構え~

毎年、新卒の新入職員対象として3日間程度の研修が行われています。

今回その研修にこの3月入社の社会人4年目24歳総務部女史も参加しました。彼女は2日目からの受講でしたが、2日目3日目に受けたその研修内容を全てreportにして頂きました。何回かにわたってそのreportを掲載します。


もちろん、これらの講義を受けただけでは到底現場で通用する人材とはなりませんが、医療法人社団しただ/社会福祉法人しただでの、職員教育の入り口がこのようなカタチで行われているということをご理解頂ければ幸いです。

T.K

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医療法人社団しただ、社会福祉法人しただでは、4月2日から3日間の新入職員研修が行われました。

わたしは1日目の研修には参加していないのですが、就業規則、法人理念や方針、交通安全や消防に関する講義が行われたようです。

参加した2日目、3日目の研修での講義についてまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

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研修2日目の1コマ目は、社会福祉法人しただ 徳間業務執行理事の「新入職員としての心構え(社会人としての自覚、行動)」についての講義でした。

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Ⅰ社会人としての自覚

ご利用者やその家族、地域の人は職員を個人としてではなく「しただの職員」という認識をするので、職員ひとりひとりが法人の看板を背負い、法人の「顔」とならなければないという内容でした。

「朝、猛スピードを出して車を運転している職員がいる」という法人に入った苦情を例に、一人の悪い行いは法人全体のイメージを下げることに繋がってしまうから、個人としての責任感はもちろん、組織の責任感を持つことが大切だということを学びました。

 

また「何のために働くのか?」という内容について、

お給料を頂いてお仕事をするということは、プロフェッショナルになるということであり、自らがそれを意識し成長していくことが社会、地域、育ててくれた両親やお世話になった人たちへの恩返しになるということでした。

 

Ⅱ社会人としての行動

入職したてのときは分からないことばかりなのは当たり前。入職後や転職、役職がついたときなど、環境の変化や困難な時ほど大きく成長できるという内容でした。

そのときに失敗を恐れず、周りの人たちのアドバイスを素直に聞くことが大切であるということを学びました。

 

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今回の講義では改めて社会人として、仕事をしていくうえで大切なことを再認識できました。社会人4年目ですが社会人になったばかりの頃に戻って、新しい気持ちでこの法人で頑張っていこうと思いました。

M.O

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2017年10月17日 (火)

みんなで考える、認知症 いっしょにいっぷく開催 その③<つもりちがい十か条>

日頃の生活に迫るボケます小唄の次は.........。

<つもりちがい十か条>
1.高いつもりで低いのは      教養
2.低いつもりで高いのは      気位
3.深いつもりで浅いのは      知識
4.浅いつもりで深いのは      欲の皮
5.厚いつもりで薄いのは      人情
6.薄いつもりで厚いのは      面の皮
7.強いつもりで弱いのは      根性
8.弱いつもりで強いのは      我
9.多いつもりで少ないのは     分別
10.少ないつもりで多いのは     無駄

反省の極み、であります.........。

T.K

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2017年10月 5日 (木)

みんなで考える、認知症 いっしょにいっぷく開催 その①

三条市家族介護支援事業である、「いっしょにいっぷく」。今回は公益社団法人 認知症の人と家族の会 新潟県支部副代表の等々力務先生を講師としてお招きしました。テーマは「みんなで考える、認知症」。

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こちらが等々力先生の著書「認知症になっても心は生きている」

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三条市内の民生委員の方々中心に、大勢の方々がご来場されました。会場は下田、漢学の里。諸橋徹次記念館です。

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お茶お菓子完備です。甘納豆が一番人気だったとのこと!

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内容が濃いお話でしたので、いくつか要点抜粋します。

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〇認知症を理解する
認知症は誰でもなる可能性がある病気。
頭を使わないから認知症になるのは間違い。

加齢により、誰でも物忘れが多くなり、記憶力も落ちてくる。

脳の自然な老化現象であり、「認知症」とは異なる。

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●加齢による物忘れ       ●認知症の記憶障害
何を食べたか思い出せない。  食べたこと自体忘れている

約束をうっかり忘れる     約束したこと自体忘れる

曜日や日付を間違える     月や季節を間違える
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〇早期診断・早期発見が大事!

〇介護家族だけでは防げない徘徊
●徘徊を見分けるポイント
・季節外れの服装をしている
・信号を無視したり、車道を歩いている
(こんな時間にこんな場所で)
・裸足や履物が左右で違っている
・きょろきょろしながら同じところを歩き続ける
・公園やバス停で長時間座り続けている。

そんな方への声掛けのポイント
・三つのない
「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」
・やさしく声をかける
(できれば一杯のお茶や水をのませる)
・名前や住所を尋ねる
などなど。

〇認知症の人への関わり方
・優しさをシャワーのように注ぐ接し方
などなど。
・昔の生活歴・職歴などにスポットを。
(一人ひとりに歩んできた人生がある)
・正しいと思ってやっていることを、頭から否定される悲しさ
・できるだけ対等に向き合う、出来ないことをさりげなくフォローする
・役割があることの喜び
(出来ないことに目を向けるのではなく)

〇認知症の人の思いを知ることの大切さ
〇地域全体で支えること
〇私たちにできること
・認知症の人や家族に対して、さりげなくサポートする。
ケアではなくサポート
(あくまで普通の人として、対等な立場で)等々。
・「三つのない」は認知症だけでなく一般の人にも有効。
・自分が認知症の人の立場であれば、どのように関わってほしいか考える。
●目を見て、穏やかにゆっくり話す。落ち着いた環境がベスト

などなど。

次回はボケます小唄/ボケない小唄、ご紹介します。

T.K

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2017年6月19日 (月)

6/15 認知症カフェ カフェでいっぷく

6/15に行われた「認知症カフェ」のレポートが送られてきました。

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今回は30名の方が参加されました。

第一部はスポーツマネジメントやコンサルティング支援、高齢者や障がい者向けスポーツサービスの提供をされている、「株式会社リーフラス」さんが行う「脳活性化運動」です。

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参加のみなさんの自己紹介、そして昨晩の夕食のお聞きすることから始まりました。これは記憶力に関するゲームですね。一巡した後に他の方の夕食を当てるクイズも!

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その後肩こり解消の運動などした後に、二人一組の運動を行いました。

2人で2種類の布を4枚持ち、それを2人で受け渡しながらぐるぐる回します。インストラクターの方の指示で右回り左回り等変化させるのですが、思った以上にこれが難しい。

このような体操や運動で脳の活性化が図られるそうです。みなさん楽しそうでした。


第二部は元浅草芸人 縁竹縄さんによる歌声喫茶。

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「高校三年生」「上を向いて歩こう」などなじみ深いものを7曲。

歌の選曲は、120曲あるレパートリーから参加者の皆さんから選んでもらいました。

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※実はこの後縁竹縄さんにロングインタビューを敢行しました。
その様子はまた後日。。。

※またこれが縁竹縄さんから届いた、「えんたけ新聞」!!

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リーフラスの皆さん、縁竹縄さん本当にありがとうございました。

N.I  T.K

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2016年12月 8日 (木)

ケンオードットコム、Yahoo!検索大賞2016新潟県部門賞受賞!

当ブログの記事を再三紹介頂いている、「ケンオードットコム」さん。最近でもこのしただブログのこんな記事や あんな記事を紹介いただいております。

その、ケンオードットコムさん。なんとYahoo!の検索大賞2016、ローカル部門新潟県部門賞に見事選ばれました!おめでとうございます!!

さて、このYahoo!検索大賞2016、どんなものなのでしょうか。

「※集計期間内の1日あたりの平均検索数が、昨年と比べもっとも増加した人物、作品、製品から選出。」
なるほど。

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この中のローカルカテゴリー新潟県部門賞です。新潟県でただ一つです。素晴らしい。

東京都は、小池百合子知事!それと並ぶケンオードットコム!

ケンオードットコム主催の佐藤さん、本当におめでとうございます。これからもよろしくお願いします!

t.k

2016年11月25日 (金)

等々力 務先生の「みんなで考える認知症」

11/27に「道の駅 漢学の里しただ」諸橋轍次記念館でいっしょにいっぷく「みんなで考える認知症」が行われました。

講師は公益社団法人「認知症の人と家族の会」の等々力務先生。会場には50人前後!の方々がおいでになりました。

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講演の内容をかいつまんで・・・。

「認知症の方の徘徊を見分けるポイント」

・季節外れの服装をしている。

・信号を無視したり、車道を歩いている

(こんな時間にこんな場所で)

・はだしや履物が左右で違っている

・きょろきょろしながら同じところを歩き続ける

・公園やバス停で長時間座り続けている

「認知症の人への関わり方」

●優しさをシャワーのように注ぐ接し方

・よく話を聞く

・積極的に笑顔で話しかける

・よく褒める

・優しく触れる

・自分が大切に思われていることを相手に伝わるようにする

など、具体的なことも踏まえてわかりやすい講義が続き、最後はおなじみの「ボケます小唄」「ボケない小唄」です。

「ボケます小唄」

何もしないで ぼんやりと

テレビばかりを 見ていると

のんきなようでも 歳を取り

いつか知らずに ボケますよ

仲間がいないで 一人だけ

いつもすること ない人は

夢も希望も 逃げてゆく

歳をとらずに ボケますよ

お酒も旅行も 嫌いです

歌も踊りも 大嫌い

お金とストレス 貯める人

ひとの二倍も ボケますよ

「ボケない小唄」

風邪をひかずに 転ばずに

笑い忘れず よくしゃべり

頭と足腰  使う人

元気ある人 ボケません

スポーツ カラオケ 囲碁 俳句

興味ある人 味もある

異性に関心 持ちながら

色気ある人 ボケません

歳をとっても 白髪でも

頭禿げても まだ若い

演歌歌って アンコール

生きがいある人 ボケません

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等々力務先生、ありがとうございました!

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t.k


2016年11月17日 (木)

いいだ保育園の園児たち、かもしか病院に来たよ!

ハクチョウが来て福島県只見町からお客様が来て中村鷹丸劇団が来ておぎぼり保育園の園児たちが来て粟ヶ岳に冬が来てあらさわ保育園の園児たちが来て

今度はいいだ保育園のみんなが来たよ!

11/9でした。

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今回嬉しかったのは、園児のみんなが待機している講堂にお客さんがいらっしゃったことです。

かもしか病院に入院されて、リハビリテーション室に向かうご利用者の方々です。

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園児のみんなは物怖じせずに、自らご利用者に握手。みんな本当にありがとう!

年長さんの鼓隊の演奏です。

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演奏が佳境に入ると「ぐっ」と縮まります。これが大盛り上がり。

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年中さんの可愛らしい演技。もうメロメロです。

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いいだ保育園のみなさん、本当にありがとうございました!

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t.k

2016年11月15日 (火)

11/20 「いっしょにいっぷく」 今回は「みんなで考える認知症」

既に何度か開催されていますが、ご自宅で介護をされている方、将来介護が心配な方、介護について相談されたい方など幅広くご参加いただけます。

今回のテーマは、

「みんなで考える認知症」

今回、会員数1万1千人を超える全国的な組織、公益社団法人「認知症の人と家族の会」から講師をお招きし、講演して頂きます。

講師 等々力 務 氏 

主な著書「誰も書かなかった認知症の話」「認知症になっても心は生きている」など

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認知症の方を介護しているご家族は、毎日大変な思いをされているのではないでしょうか。もしかしたら認知症についてもっと知ることで、日々の「気持ち」が楽になるかもしれません。

当日は講師の等々力さんや職員に気軽に相談できます。この機会にぜひご参加ください。

■日時:11月20日(日) 13:30から15:00

■場所:漢学の里 諸橋轍次記念館 2階研修室 三条市庭月434-1

(お問合せは下記となります。諸橋轍次記念館へのお問合せはお控えください)

※事前のお申込みは不要です。

※参加費は無料です。

※送迎が必要な方はご相談ください(下田地区)。詳細は下記電話番号にお問い合わせください。

■お問合せ先

0256-41-3810 介護老人保健施設いっぷく 事務長 五十嵐 

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