いっぷく2番館の日常~リハビリテーションのようす~
介護老人保健施設は介護を受けながらリハビリテーションをして在宅復帰をめざす場所です。
介護老人保健施設いっぷく2番館では、ご利用者のお体の状態や目的にあわせたリハビリテーションやケアを日々行っております。そのような日常の様子を、不定期ではありますが掲載していきます。
今回は理学療法士の原田さん、ご利用者のN様にお話を伺いました。
---今日のリハビリ内容について教えてください。
原田さん:モビライゼーション、関節可動域訓練、歩行練習です。モビライゼーションはマッサージ。関節可動域練習は硬くなっている筋肉を緩め、筋肉、関節を本来あるべき正しい位置に戻しています。
正しい位置に戻すことによって、痛みなく効率的に体を動かせるようにしています。
歩行練習は生活場面での移動手段である歩行器歩行の能力を今後も維持できるよう、歩行時の姿勢、スピード、歩幅、痛みの有無等を確認しています。
---マッサージ、気持ちよさそうだなぁ…
ご利用者N様:原田さんはね、マッサージがとっても上手なの。うん、そこそこ。気持ちいい~。
---原田さん、先ほどからピンポイントで気持ちいい場所をマッサージしているように見えますが。…どうして分かるんですか?
原田さん:ご利用者様の訴えや触診(実際に体に触れること)することで、不調な個所が分かるんです。
---N様の場合、リハビリをする前と後で何か変化は見られましたか。
原田さん:肩関節や膝関節に痛みを訴えられますが、リハビリテーション実施後は楽になったと喜ばれておられます。
---ご利用者のモチベーションを保つために工夫していることはありますか。
原田さん:初回または2回目のリハビリテーションでご利用者様が訴える主な症状に合わせ、1箇所でも良くなったなと感じてもらえるようにして心がけています。
そのことにより「この人に言うとおりにしていれば良くなる。」と思っていただけると思うので。
リハビリテーションはどうして楽な内容ばかりではなく、ご利用者様にも頑張ってもらわないといけない場面も多いんです。
---Nさん、原田さんってどんな人ですか。
ご利用者N様:マッサージがとっても上手で、おしゃべりも楽しいの。色んなリハビリ職員がいるけど、この人が一番好き!
---原田さん、ベタ褒めされてますね。
原田さん:そう言っていただけて私もうれしいです。ありがとう。
原田さん、ご利用者N様ありがとうございました!
小澤
医療法人社団しただ リクルートサイト
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