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2018年10月26日 (金)

かもしか病院「ノロウイルスによる嘔吐物の処理方法」研修のようす

かもしか病院では、病棟以外の職員を対象に「ノロウイルスによる嘔吐物の処理方法」の研修を行いました。

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ノロウイルスは15~48時間の潜伏期間を経て突然に嘔吐、下痢、発熱等の症状を引き起こします。症状が消えても長いと1カ月は便からのウイルスの排出が続き、二次感染や集団感染を引き起こす原因にもなります。

その感染力は非常に強く、少量のウイルスでも感染し、怖いことにアルコール消毒でもウイルスは死滅しないのです。

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自分が感染したり集団感染を防ぐために正しい手順で対処します。

部署で嘔吐した人がいた場合には、嘔吐物を処理する人と病棟などへ連絡する人を決めます。感染を拡大させないためには、先ずはその部署での一次対応が原則です。

うかつに専門だからという理由で病棟や外来の看護師等を呼ぶとそのスタッフ経由で感染拡大のリスクが生じます。

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嘔吐物を処理する人は必ず防護具を着用します。ガウンやマスク、手袋を装着し足元もビニールで覆います。

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嘔吐物が乾燥し空気中にウイルスが浮遊するまえに封じ込めることが大切とのこと。

嘔吐物をペーパータオルで覆いその上からピューラックスなどの次亜塩素酸ナトリウムの原液をかけます。その後、嘔吐物を固める吐しゃ物凝固剤を振りかけ処分。その後ピューラックスで拭いたところを水拭きし、換気をします。最後の手洗いも忘れてはいけません。

 

かもしか病院ではこれまでにも研修で正しい手洗いや手指消毒の仕方、マスクの装着方法を学びました。今回のノロウイルスの研修も踏まえて、きちんと対処できるようにしておきたいですね。

小澤/木村



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