職員お手製の…を使えば!しゃがまなくても苗植えできるんです。
暑い日が増えてきて、トマトやキュウリといった夏野菜が食卓を彩るようになってきました。
夏野菜には水分やカリウムを多く含まれており、体を冷やす効果があるそうです。
「介護老人保健施設いっぷく」のデイケアサービスではそんな夏野菜を育ててみようと、ご利用者のみなさんと野菜苗を植えました。
その様子を、前回の記事に登場した木箱の正体と共にご紹介します。
施設の軒下でキュウリ、ナス、ミニトマトの苗を植えていきます。
セッティングされたところへ一人のご利用者が。始まる前からソワソワと土いじりを始めています。
楽しみなんでしょうね~。
ようやく向かいの席にもう一人のご利用者が着席、お待ちかねの苗植えのスタートです。
…みなさん、木箱の正体が分かりましたね?
ご利用者が椅子や車いすに座ったままでも苗植えができる、総務職員T.Mお手製のプランター入れでした!
実際に椅子に座って確かめてみました。…ちょうどいい高さです。
しかし車いすの方だと足元が収まらずちょっと距離が遠くなってしまいそう。
もしかすると、改良・改善が必要なのかもしれません。
こんな感じで1人1つずつ植えていきます。
ここで元農家さんだったというご利用者の登場です。
「もっと穴深く掘らんば!」「トマトはまさりを取らんとダメらこて!」
と厳しくも的確な指示が飛びます。
ちなみに「まさり」とは新潟の方言で、「わき芽」を指すそうです。
農業の師匠が後ろからじっ…と見守ります。
「昔、畑をやっていたから懐かしい」、「うちのナスやトマトはもう収穫できるよ」等々、農業にまつわる色々な会話が繰り広げられます。
「夏になったらざる持って来んばらね」、「そうですね、たくさん実るといいですね」
楽しそうなご利用者と職員の会話が聞こえてきました。
夏の収穫が楽しみです。
M.O
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