続『しただの夏』
来ました、職員T.Mの夏の下田風物詩、新潟三条下田のクワガタ便りです。
最近当ブログの検索ワード上位に食い込む「クワガタ」。今回はクワガタだけでなく他の夏の虫たちも登場です。 T.K
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ミヤマ、ノコ、コクワ・・・いずれも当地区でのクワガタの愛称であり、
よく採取できる種類でもあります。
ところが今年の夏は例年と違ってミヤマが少ないような気がします。
だいたい梅雨が明ける頃になると、ミヤマクワガタの大量採取が期待できるのですが、
今年はホントに少ないんですよね・・・まだ3匹程度です。いつもなら大型(6.5cm~7cm)もお目に掛かれるのですが・・・
お陰でウチの飼育ケースは迫力がありません。
その代りと言っては何ですが、早い時期から大量に見かけてるのが“ミヤマカミキリ”です。
ゴマダラカミキリと違って色がマットブラウンで地味ですが、鳴き声(?)は立派にギューギューと音を
出しています(実を言うと私は苦手)。
ちなみに(子供に教わったのですが)、触覚の長さでオス・メスが見分けられます。
今年のクワガタシーズンも終わりかな?・・と思う今日この頃でした。
この写真をご覧になって、何かお判りになられましたでしょうか?
“通称”『セミの抜け殻』・・・私達の呼び名では『モズの殻』です。私の育った三条市の本町近辺ではセミの幼虫を
モズと呼んで、よ~くモズ採りをしたものです。夏休みの始まる頃、捕まえた幼虫を虫籠に入れて軒先で数日後・・・
ラジオ体操に向かう早朝、籠の中には成虫になりたくて殻からでてきた本体(?)が青白い羽を伸ばしているのです。
この姿は、子供の頃から惹きつけられる非常に神秘的で大好きなシーンのひとつです。
近日中には“モズ採り”から“成虫への変態”までを写真でご紹介できればと思っていますので、みなさま成功をご期待ください。
T.M
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いやいや、40を過ぎたお父さんT.Mが「子供たち」のために必死に野山を駆け回っているのかと思いきや、このT.Mさんはどうやらご自分の趣味かもしれません。一緒に来た写真で下田の夏の雰囲気を味わって下さい。
上の写真、右上、左上はコクワガタ、左下はノコギリクワガタです。
次回はT.Kが棚田の様子など、下田の夏をお送りしたいと思います。日時は未定です・・・
T.K