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2006年9月21日 (木)

下田は稲刈りの季節です

              1_4    9/18、下田の鹿峠(かとうげと読みます)地区の一部でコシヒカリの収穫が行われました。法人職員のIさんの実家は農家で、こしいぶきという品種とコシヒカリを栽培しています。今ではすっかり水が抜けた田んぼですが、水が貼っている時には、Iさんは水田で平泳ぎするのが何よりも楽しみだそうです(実話です)。 ここ何日か新潟県は雨が続き、また稲刈りは稲に朝露がつくと、稲刈り機の中でトラブルが起き易いので、通常お昼近くから行うのですが、当日は台風の影響でフェーン現象が発生し、朝から乾燥した風が吹きつけ早朝6時からの稲刈りが可能となりました。

ここで下田のお米について。下田の上流には民家がほとんどありません。ということは山からの清流がそのまま水田に流れ込みます。また一年を通じて1日の寒暖の差がはっきりしており、夏の昼間は気温が高い日が続きます。そして稲作に適した有機質の土壌。どこかに条件が似ていますね。そうです。あのブランド米を生産する新潟「魚沼」です。下田のお米の生産量がそもそも少ないので全国的な知名度は全くありませんが、地元では知る人ぞ知る「名米」なのです。Photo_79

さて稲刈りですが、ご存知の通り、今ではほとんど機械化され、稲刈り機が刈り取れない水田の四隅は手で刈り取りますがそのほかの行程は機械を使います。そして3番目の写真のように風雨で倒れた稲もその状態にもよりますが機械で刈り取ることができます。

Photo_80 Photo_81 Photo_83 このようにがんがん刈り取りは進みます。ただ、倒れている稲を踏まないように注意しながらの作業です。

Photo_84最近の機械は刈り取り後そのまま脱穀を行うことができます。その後乾燥機に送られますが、ここで早急に乾燥させてしまうと風味が損なわれてしまいますので、12時間以上かけてゆっくり乾燥させます。1_5

こうして稲刈りの一連の作業が終了する訳ですが、いくら機械化されたといえ、最終的には人の手が必要であり、重労働には変わりありません。本当にお疲れ様です。

1_6 稲刈りが終わると、下田はそろそろ紅葉の季節に入ります。

T.K

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コメント

今週末が稲刈りのピークと聞いてますが下田の農家の方々の稲刈りのお手伝いしたいとブログを読んで考えました。大事な日本の主食をもっともっと感謝して頂かなくてはいけません。来年ブログの掲示板にボランティア募集も掲示してほしいです。

A.Kさん、コメントありがとうございました。
農家の職員Iもコメントを読んで非常に感動しております。
普段農業をしていてもなかなか関心を持って頂けないので、このようなコメントを頂いて嬉しい、とのことです。
ボランティアの件は各農家の事情を私どもがすべて把握しているわけではないので、今後の課題とさせて頂きます。貴重なご意見ありがとうございました。

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