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2018年12月14日 (金)

職員へインタビュー!第一弾~リハビリ課長編~その2

職員へインタビュー!第一弾~リハビリ課長編~その1 の続きです。


-----介護老人保健施設いっぷくでのリハビリテーション。急性期の病院とはまた違いますよね。

そうですね。いっぷくにはリハビリ職員が多くいまして。

それぞれの考えや経験に基づいて業務にあたっています。あと、いっぷくのリハビリテーションといえば、「楽しく!」なんですよね。ふふ。

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-----「楽しくリハビリテーション」がいっぷくのモットーなんですね。

そうですね!

-----リハビリテーションをする上で心がけていることは。

そうですねぇ…

ご利用者に「いっぷくに来てよかった」、「いっぷくは楽しい」と思っていただけるように自身も楽しく仕事に取り組むことでしょうか。

例えば集団でのリハビリテーションのときは「最近こんなことがありましたよね」から始まって、ときどき冗談を交えると「また本田さんそんなこと言って~」と言われて。

そうやってご利用者が笑ってくれるのがいいのかなぁと思います。

入所されているご利用者だと、施設生活が長くなることもあり楽しみもなくなってきますし、漠然と日々を過ごしがちなので、お話を聞くことや、会話をすることも大切にしています。

 

-----いっぷくの強みを教えてください。

いっぷくには色々強みがありますが、その一つが認知症専門棟があることでしょうか。

認知症の方へのリハビリテーションにもいろいろあり、昔を思い出すようなものや、塗り絵、簡単な計算などがあります。

 

-----リハビリテーションで大変なことはありますか。

デイケアサービスのご利用者には比較的「歩けるようになりたい」などの「こうなりたい」という目的があることが多いのですが、入所されているご利用者にはそのような具体的な目的を持たれない方々もおります。

ご利用者と信頼関係をつくり、発する言葉から思いを汲み取ること。また、リハビリを受ける方の気持ちを第一に考えて、どうするか。その匙加減が難しいですね。

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<インタビューを終えて>

これまでリハビリテーションというとスポーツ選手などが怪我から復帰するために辛くてきついことをするというイメージが強かったです。

ですが高齢者の場合は「その人らしく生活できるように」、「身体機能の維持・回復」といった目的があることを知り、一言にリハビリテーションといっても対象になる人によっては目的や内容が多少異なるのだなと思いました。

施設のリハビリテーションの様子を見ているといつも和気あいあいと楽しそうに見えるのですが、実はご利用者と職員でめざす方向が必ずしも一致しない場合もあるという苦労もあるんだなと思いました。

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本田さん、ありがとうございました!


写真:木村 記事:小澤



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