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2007年9月 3日 (月)

OSは誰のもの?

先日気になるニュースがありました。

Windows XPマシンは08年1月31日に生産終了
8月22日18時29分配信 ITmediaニュース

マイクロソフトは8月22日、Windows XPの正規OEMライセンス提供を2008年1月31日に終了すると改めて発表した。
Windows Vista発売から1年後に当たり、同日でXP搭載PCの生産も終了することになる。

PCパーツ店などで購入できるDSP版は、09年1月31日まで提供する。

既にXPの企業向けボリュームライセンス提供は、Vistaの企業向け販売が始まった昨年11月に終了。
だが調査会社の調べでは、Vistaの世界シェアは3%強に過ぎないのに対し、XPは87%と依然として圧倒的に差があるのが現状。安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは根強い。

XPのセキュリティ修正プログラムを無償入手できるサポート期間は2014年4月まで。
当初、XP Home EditionとMedia Center Editionのサポートは09年4月までの予定だったが、日本市場の強い要望を受け、Professionalと同じ期間に延ばした経緯がある。
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このニュースが流れてから、法人のPC購入に関して注意を促すために以下のような文章を流しました。

来年2月以降法人内で新たなPCを購入する際にはvistaしかなくなってしまいます。
もちろんXPとの互換性はありますのでそんなに影響はないと思いますが、Vistaを動かすには今のPCより性能の高い、つまり価格も高いものが必要になります。

こんなメールを法人内部に流したところ、当法人理事長北澤が「怒り」とも取れるメールを
配信しました。(当然本人から掲載の了解とってあります)
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マイクロソフトって会社 結構詐欺的な商売ですね。
詐欺的とはOSがブラックボックス化されており、全人類的な知的資産となっていないこと。OSが器機に依存しすぎている ないしは器機がOSに依存しすぎており、どちらも廉価ではないと言う事です。

MacOSXは有償ですが、ベースはUnixであり、コードが公開されています。Linuxは無償であり、かつコードは完全にオープンとなっています。
すなわち、OSそのものを人類の知的資産と位置づけている事になります。

現在の私のパソコン的な環境はMacOSXとLinuxのみです。ちなみにMacOSXは現在のバージョンは10.4.11(Tiger)です。更にLinuxはKernelのバージョンは2.6.18-5です。
LinuxではDebianGnuLinuxを使用しており、KDE(Ver.3.5.5)の環境です。どちらのOSも時折バージョンアップがあり、MacOSXは近々10.5になる予定。LinuxもちまちまとOSそのもののバージョンアップがあります。

しかし、OSの変更の為に器機を買い替えるという事はとても考えられない世界です。さすがに官公庁も一部ではWinodows依存の問題点に気づき始め、またウイルス対策の事情も含め、Linuxに移行し始めるところも出て来ています。

小生は あれがいい これが悪い といった観点で上記を比較検討しているのではなく、今は世界中でパソコン、インターネットが当たり前のように使用されている現在においてその中核である、OSそのものを人類の資産として考えるかどうかを議論しているものでありますので、誤解無きようにお願いいたします。

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途中難解な部分がありましたが、これだけPCが普及した今、OSのバージョンアップで小銭を稼ぐいやらしさが、マイクロソフト、そして各PCメーカに垣間見れることは私も理解できます。
また発展途上国ではどうするのでしょうか?
だいたいインターネットは当初無償のポリシーがありましたがそれはどこへ行ったのでしょうか?
やれやれと思いながら、今日はいっぷく2番館で使用するPCを選定している私でありました。Img_0333 T.K

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