老健いっぷく 夕涼み会
去る8月26日、介護老人保健施設いっぷく において夕涼み会を開催しました。
私達の法人では、観劇やいっぷく祭りなど各事業所合同の行事が沢山あります。
法人の事業所が増えて行事の規模が拡大していくことはお互いの事業所間の連携や
職員どうしのコミュニケーションを図るうえでも意味のあることだと思います。
ただ、もっと職員とご利用者が身近に喜びを感じあえる行事があってもいいんじゃないか!そんな思いから「老健独自のお祭りをやろう!」と数名の職員が立ち上がり準備期間1ヶ月未満、予算は極力抑えて・・・条件は決して良くないところから、なんとか8月26日に開催することができました。
当日は職員総動員でお祭り会場を設営しました。地域の方から矢倉、太鼓をお借りして、ぐっとお祭り感アップ。これだけでもお祭り気分が高まりますよね。ご利用者、職員共々テンションが上がってきました。
夕方、いよいよ「夕涼み会」スタート。日中は残暑厳しい暑さでしたが、日が沈むにつれて初秋を感じさせる心地いい夜風が吹き抜けていき、矢倉に立てた竹が風に揺れ・・・あーなんて情緒たっぷりなんだろう。
お祭り気分が高まる中、まずは老健駐車場でご利用者と一緒に夕食を食べ始めました。
夕食を楽しんでいると、司会者登場!浴衣に身を包み気分満点です。
イベントの出だしではご利用者のご家族プラス有志の皆さんから日本舞踊を披露していだだきました。 つづいて、ご利用者のかくし芸!お二人合わせて179歳!この日のためにと用意をした衣装を身にまとい立派に詩吟を披露してくださいました。
(詩吟の写真はご利用者のプライバシーに配慮し、掲載しておりません)
お次は!!国籍不明の4人組みがものすごいセクシー?な衣装で登場!すばらしい?ダンスが始まりました。会場にいた職員、ご利用者が笑いの渦に包まれた瞬間です。
よーく見れば、そう!老健のイケメン職員ではありませんか!私は目を疑いました。そしてなんとご利用者からアンコールがかかり、そのかけ声とともに次々と職員が飛び入り参加して、熱気は最高潮!!ご利用者も笑い声と手拍子でダンスを盛り上げてくれました。
「笑う門には福が来る」とはよく言ったもので、「笑い」は健康にもすごくいいんです。最近では医学的な研究も進んでいます。笑いによって血糖値が下がった、リウマチが良くなった、なんて記事も目にするくらいです。彼らの体をはった迷? ダンスは、実はこんな二次作用も生んでいたんですね。
ダンスを2回も踊り、疲れ果てた彼ら。そんな彼らの汗ををご利用者の方が優しく吹いて下さいました。疲れなんて吹っ飛ぶ、心温まるワンシーンでした。
いよいよお祭りは最高潮をむかえ、花火を一緒に楽しみ、最後は盆踊り で幕を閉じました。その日の夜、心地よい疲労と達成感に興奮してなかなか眠りにつけなかったのはおそらく私だけではなかったはずです。
介護老人保健施設いっぷく T.A
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