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2018年4月

2018年4月26日 (木)

介護老人保健施設いっぷくにて健踊会のみなさんが踊りを披露です

介護老人保健施設いっぷくのデイケアサービスに、「健踊会」という踊りを披露してくださる団体のみなさんがボランティアとして来所されました。

「ふるさとさんあいたいね」、「港町十三番地」など全8曲に合わせて踊りを披露してくださいました。 

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ご利用者のみなさんは歌に合わせて手をたたいたり、懐かしそうな表情を浮かべていたりと終始なごやかなムードで踊りを楽しまれていたようでした。

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実は今回ボランティアで来ていただいた「健踊会」のメンバーの中に、介護老人保健施設いっぷくデイケアサービスのご利用者が1名いらっしゃいます。

その方は腰の手術を受けた影響で、半年前までは歩行器がないと歩けない状態だったそうです。

自力で歩けていた頃に介護老人保健施設いっぷくで踊りを披露したこともあったそうで、また仲間と踊れるようになりたいという気持ちを励みに週2回介護老人保健施設いっぷくのデイケアサービスに通われリハビリテーションを受けられました。

その結果、自力での歩行はもちろん、踊りまでできるようになったのです。

 

半年間、それも週2回のリハビリテーションでここまで回復したということにわたしはとても驚きました。

辛くてきついリハビリテーションをしたのだろうか…?と思いリハビリテーションの職員に尋ねてみたところ、「マンツーマンのリハビリテーションではなく複数人で、みんなで楽しみながら手すりを使った歩行など日常生活における動作につながるリハビリテーションをした」ということでした。

 

このご利用者が再び自分の足で歩き、踊る姿を見て思わず涙した職員も見受けられました。

笑いあり、涙あり、笑顔ありの午後の一コマでした。

M.O

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2018年4月25日 (水)

介護老人保健施設いっぷく2番館のお花見ツアーと下田の桜のようす

少し前になってしまいましたが、桜の便りです。

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休日にお花見をしたいなぁと思いながらも、強風や雨でなかなか叶わず。

それでも法人のあちらこちらでは晴れ間を見て桜を楽しむようすが伺えましたのでご紹介したいと思います。

 

まずは、4月13日の介護老人保健施設いっぷく2番館デイケアサービスのお出かけツアー。

トリムの森(三条市月岡6164−29)へお花見です。

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この日は青空で、見上げると桜の淡い色が空に映えてとてもきれいでした。

ご利用者さんは、「晴れているときに満開の桜を見れてよかった」、

「久しぶりにこんなに近くで桜を見たよ」等々、喜んでいただけたようでした。

 

続いて介護老人保健施設いっぷくの職員M.Tより。

Photo

満開と呼ぶには少し早いある日、あたたかい外でリハビリをしようと、ご利用者と職員が桜の木を目標に歩きました。

桜の木の下で袴腰山を望むと、日を追って緑濃くなる山々と桜の薄桃色がとても印象的な風景となられたようすで会話がはずんていました。

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翠松苑の石門をフレームに見立てて桜を収めると、雪の残る粟ヶ岳が背景となってこの時期の美しい景色を楽しむことが出来ました。

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テレビでも取り上げられたという噂を聞いて出かけました。

牧草地の真ん中に一本の枝垂桜が粟ヶ岳とともに写って、下田の広大さをとても実感しました。

最後にかもしか病院周辺です。

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院内という場所です。ひすい色の水面と桜が美しいです。

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こちらも院内。桜並木が続きます。

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かもしか病院の桜も満開です。

下田はあちらこちらに桜が咲いています。自分のお気に入りのお花見スポットを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

M.O


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2018年4月24日 (火)

介護老人保健施設いっぷく2番館デイケアサービスの歌謡ショー

先日、介護老人保健施設いっぷく2番館デイケアサービスに歌のボランティアで坂井進さんが来所されました。

今回の来所が4回目だそうです、大好評ですね。

坂井さんは介護老人保健施設いっぷく2番館デイケアサービスのほかにも、数々の高齢者施設を回っては懐かしの名曲を歌われているそうです。

以下、職員N.Iからの写真とコメントを掲載いたします。

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春らしいやわらかい色の衣装で登場!

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こぶしがきいています!

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歌いながら利用者様と恒例の握手タイム!!

女性はにこにこ、男性は少し恥ずかしそう。

目がハートになっている女性もいました。

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わかくさ色に衣装チェンジ!

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村田秀雄”皆の衆”、三波晴夫”東京五輪音頭”、春日八郎”お富さん”、千昌夫”北国の春”を含めた全17曲を披露していただきました。

ご利用者のみなさんはとても楽しそうで知っている歌を口ずさんだり懐かしいなぁと昔を思い出したりと笑顔が絶えませんでした。

職員が「どうだった?」と聞くと、ご利用者のみなさんは

「よかったて~、また来てもらいたいねー来てもらってくれね」「いや~、うまかったな!俺もあんげ歌えればいいろも」などなどみなさん表情良くお話ししてくれました。

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写真・本文:N.I 記事:M.O

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新入職員研修のようす⑦~身体拘束廃止について、自分自身を知ろう、目的・目標とは~

研修3日目の3コマ目 かもしか病院五十嵐看護師長による身体拘束廃止についてです。

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◎身体拘束とは

 身体の行動を制限する行為のこと。

・ベッドを柵で囲む

・手指の機能を制限するためにミトンを使用する

・立ち上がれないように安全ベルトを使用する

・行動を落ち着かせるために向精神薬を過剰服用させる

・行動を制限するために隔離する

などがあります。

 

◎身体拘束が認められるケース

・利用者本人または他の利用者等の生命または身体が危険に晒される可能性が著しく高いこと

例)ベッド上多動のため転倒の危険がある

・身体拘束その他の行動制限を行う以外に代替する介護方法がないこと

例)経管栄養の患者に対して。チューブの固定方法を変えても効果がない

・身体拘束その他の行動制限が一時的なものであること

例)経管栄養中のみミトンを使用する

 

◎身体拘束を行う前に・・・

・職員一人で判断せず、他の職員と話し合い対策を考える

・身体拘束以外の対策がなくやむを得ず身体拘束を行う場合には本人や家族に説明し同意を得る

・身体拘束を行う際には、理由・方法・期間の記録に残す

 

この講義中、利き手とは逆の手にミトンを装着していたのですが、体の一部の自由がきかないということがストレスでした。

胴体や両手足を拘束されたら…と考えるだけでも窮屈に感じてしまいました。

身体拘束はご利用者への精神的苦痛、ご利用者家族へトラウマや後悔を与える可能性もあると知り、対応が難しいことがよく分かりました。

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4コマ目はかもしか病院新飯田療養部長による、自分自身を知ろう、目的・目標とはについての講義内容です。

Ⅰエゴグラムによる性格診断テストの結果をもとにした講義・グループワーク

人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析されるテスト。

・CP(支配的な親)…厳しい心

・NP(養育的な親)…優しい心

・A(合理的な大人)…論理的な心

・FC(天真爛漫な子供)…奔放な心

・AC(従順な子供)…協調的な心

事前に行ったエゴグラムによる性格診断テストの結果をもとに、グループに分かれてそれぞれの性格についてと行動目標についてを発表しあいました。

※わたしはFCが一番高く、Aが一番低かったです。

 

Ⅱ目的・目標とは

◎目的と目標の違い

・目標の先に目的があり、目標は目的のためにある

・目標は具体的に複数、目的は抽象的に一つに設定する

・目標は諦めることがあっても目的は諦めない

・目標は見えるモノ、目的は見たいモノ

・目標は過程、目的は行き先

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エゴグラムによる性格診断テストの結果をもとに、5人のグループで結果を見せ合ったり行動目標を話し合ったりしました。

似たような結果の人はいても、当たり前に全く同じ数値が出ている人はいなくて、色々な人がいるのだなと改めて思いました。

結果をもとに、自分を変える計画を立てていこうとも思いました。

また、目的と目標について、今までは目標のみを立てていましたが、具体的な内容を定めた目的を設定することも大切だと学びました。

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<2日間の職員研修を終えて>

社会人としてあるべき姿といった基本的なことから、

これまで学習したことのなかった医療分野についても学ぶことができ、たいへん有意義で充実した2日間でした。

またグループワークでは、普段なかなか接することのできない職員と交流することができ、とても新鮮に感じました。

今後の研修でも色々な知識を吸収し実践に役立てていこうと思います。

M.O

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2018年4月23日 (月)

新入職員研修のようす⑥~リスクマネジメント、スタンダードプリコーションについて~

研修3日目の2コマ目は、かもしか病院の南澤看護師長によるリスクマネジメントとスタンダードプリコーション(標準予防策)についての講義でした。

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Ⅰリスクマネジメント

◎リスクマネジメントとは

リスク(事故やトラブルの危険性)を事前に予測し対策を立て、事故やトラブルの発生を予防することです。医療安全の推進には、ヒヤリハット、インシデントレポートが活用されています。

◎ヒヤリハットとは

ある行為が実際には実施されなかったが、仮に実施していたら患者に被害が発生し

たと予測される場合のこと。その法則をハインリッヒの法則といいます。(1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故があり、さらにその背後には300件の事故寸前の案件が存在するというもの。)

◎インシデントレポートとは

ヒヤリハットやインシデント(ある行為が実際に実施されたが、結果的に患者に被害が無かった場合のこと)に関する報告書のこと。

◎大切なこと

・経験の浅い職員でも分かりやすく、実行できるような方法を考えるなど、事故を起こしにくくするシステムを職場全体で考え作る。

・同じことが起こらないよう実行の手順や方法を職員へ周知する。

   

 医療や介護の現場で実際に仕事をすることはほぼないですが、日頃の業務や日常生活で

「ひやり」「ハッと」したことに対して、「事故にならなくて、ああよかった」と思うのではなく、大事故につながる前に周りの人と情報を共有することが大切だと思いました。

Ⅱスタンダードプリコーション

◎スタンダードプリコーションとは

患者や医療従事者すべての人に対して行う標準予防策のこと。

血液、体液、汗を除く分泌物、排泄物、傷のある肌・粘膜をすべて感染の可能性のある

ものとみなして対応すること。

◎感染と感染症

感染・・・自然界の微生物がヒトの体内に侵入して増殖する状態

感染症・・・抵抗力が弱くなったことにより炎症を起こしたり、熱が出たり、感染部位

が痛んだり化膿したことにより実際に病衣気を起こした状態。

◎感染予防のために

・手洗い

・手指消毒

・手袋、マスクなどの装着

・安全装置のある医療器具の使用(針さし事故の防止)

◎正しい手洗い方法

1石鹸をよく泡立て、指の1本1本をねじり洗い、指の股もよく洗う

2爪も忘れない。手のひらでこする

3最後に忘れがちな手首を洗う

4水でよく洗い、水気をよくとる

5できれば最後にアルコール消毒を

◎マスクを着脱する際の注意点

・マスクを取り出す前に手指消毒をする

・箱のふたを必ず閉める

・マスクに触らない、外したら再装着しない

・外すときは紐をもつ

・使用後は感染ごみに捨てる

 

わたしは1年に1回は風邪をひいてしまうので、自分が感染しない・他人に感染させないためにも正しい手洗い方法を実践したりマスクの使用方法に注意して、今年は風邪をひかないようにしたいと思いました。

M.O

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2018年4月20日 (金)

新入職員研修のようす⑤~褥瘡について~

研修3日目の1コマ目は、かもしか病院 間島看護師長による褥瘡についての講義でした。

「褥瘡(じょくそう)」という言葉は、わたしはこの法人に入って初めて聞きました。

「床ずれ」と言うとピンとくる方もいらっしゃるでしょうか。

今回の講義では、褥瘡とは何か、発生のメカニズム、発生させないために必要なことなどを学びました。 

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◎褥瘡とは

長時間にわたり皮膚を圧迫することにより、毛細血管が酸素や栄養を受け取ることができなくなり、皮膚が壊死してしまう状態のことをいいます。

健康な状態では、細胞が壊死する前に、不快感や痛みを感じて自力で体位変換を行うことで毛細血管に新鮮な血液が流れ、細胞が死ぬことはありません。

しかし感覚が鈍くなって不快感や痛みに気づかなかったり、自力で体位変換を行う力が十分でないと、一夜にして褥瘡が発生してしまいます。

約2時間以上の圧迫で壊死に至るといわれています。

 

◎褥瘡の好発部位

・仙骨部(お尻の上のあたり)・・・40~60%

骨の突出部分や痩せている人にできやすいそうです。

また見落としがちな部位として、かかとが挙げられました。

 

◎褥瘡の対策

〇体圧分散マットレスの使用

⇒・自力で寝返りができる人、できない人で使用するマットレスを変える。

・エアーマットに入れる空気の量について。多すぎるとその部位の体圧が増加、

少なすぎるとその部位が床についてしまい、底つき現象を起こしてしまうので空気の入れ具合は非常に重要。

〇体位変換

⇒・自力で体位変換が出来ない人には少なくとも2時間ごとに行う必要がある。

  

 「予防に勝る治療はない」とよく言われますが、まさにその通りだと思いました。

褥瘡ができないように日々職員が四苦八苦しながら褥瘡対策に努めていることがこの講義で分かりました。

M.O

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2018年4月19日 (木)

新入職員研修のようす④~認知症、高齢者虐待防止について~

研修2日目の5コマ目 介護老人保健施設いっぷくの佐藤看護師長、捧介護主任による認知症についての講義・認知症の方との交流、

6コマ目の介護老人保健施設いっぷくの野地看護師長による高齢者虐待防止についての内容です。

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◎認知症を引き起こす主な病気、それぞれの症状

・アルツハイマー型認知症

⇒記憶障害(体験そのものを忘れてしまうので思い出すことができない)

判断能力の低下(料理の際にどの具材を使うのか分からなくなるなど)

見当識障害(今日の日付が分からなくなるなど)

・レビー小体型認知症

⇒幻視

パーキンソン病に似た症状(手が震えるなど)

あたまがはっきりしているときとそうでないときを繰り返す

  

・脳血管性認知症

⇒脳梗塞や脳出血などが原因。言語障害や身体の麻痺などが出ることも。

 

認知症、アルツハイマーなど言葉は知っていたけれど、それぞれの違いや意味までは詳しく分かっていなかったのでこの研修で知ることができてよかったです。

認知症の方との交流では、意思疎通が思うようにいかずもどかしさを感じたこともありましたが、焦らず、相手のペースに合わせてゆっくり交流するということを心がけました。それでも認知症専門棟を出る際、お話していた方のほうを見たらぐったりしていたので、疲れさせてしまったかなと反省しています。

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つづいて高齢者虐待防止についてです。

高齢者への虐待はどの家庭でも起こりうる問題だそうで、決して他人事とは思っていけないと感じた講義でした。

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◎高齢者の虐待の分類

・身体的虐待

⇒たたく、つねる、殴る、蹴る など

・介護、世話の放棄放任

⇒入浴や散髪をさせない、食事や水分を充分に与えない など

・心理的虐待

⇒怒鳴る、ののしる、子供のように扱う、高齢者が話しかけきても無視をする など

・性的虐待

⇒懲罰的に裸にしての放置 など

・経済的虐待

⇒日常生活に必要なお金を渡さない、高齢者の預貯金を本人の許可なく使う など

   

新潟県における養護者による高齢者虐待件数は、年間500~600件ほど。

虐待の種別は、身体的虐待が72%、心理的虐待が42%、介護・世話の放棄放任が20%、経済的虐が11%、性的虐待が0.4%(平成27年度)

 

自分の周りで高齢者の虐待について見聞きしたことがなかったので過去のニュースを調べてみました。

それによると、デイサービスやデイケアサービスに積極的に通わせていても実は家では虐待されていた、という例もありました。

養護者に怯えて虐待されていると言い出せない状況がたくさんあるようです。

こういったことから、高齢者への虐待を防止するためには、地域と積極的に関わるなど「外部に開かれた施設」を作っていくことが大切なのではないかと考えました。

M.O

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新入職員研修のようす③~コミュニケーションについて、理事長講演~

文字ばかりで申し訳ないかぎりですが、新入職員研修のreport、まだまだ続きます。
t.k

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研修2日目の3コマ目 かもしか病院 新飯田療養部長によるコミュニケーションについての講義、
4コマ目の北澤理事長による理事長講演の内容です。

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◎コミュニケーションとは?

意思・感情・思想を伝達しあい、相手との信頼関係・協調する関係・より良い関係を築くこと。

 

◎良い人間関係を築くために大切なことは・・・

・第一印象(表情や仕草)、話し方

⇒人の第一印象は雰囲気などの視覚要素、話し方などで90%が決まってしまう。

(メラビアンの法則)

・挨拶

⇒ただ挨拶をすればいいのではなく、声の大きさや顔の表情、タイミングなども大切。

  

・会話の仕方

⇒曖昧な言葉(とりあえず、一応など)や否定的な言葉は使わず、相手の「体温を上げる」会話を心がける。(こうすればもっと良くなるよ、など)

   

職場では横の連携が重要で、良い人間関係を築くために大切なことを一つずつ見直し、実践していこうと思いました。特に挨拶は、1日の始めと終わりを締めくくる重要なものなので、朝眠くても声の調子などに気をつけて挨拶しようと思います。

また、人の第一印象は9割が見た目で決まってしまうということなので、これを機に、周りの職員や友人に、自分がどんな第一印象を持たれていたか聞いてみるのも面白いと思いました。 

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つづいて理事長講演です。

堅苦しいお話ではなく、時折ユーモアを交えながらの楽しい講演でした。

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医療法人社団しただ、社会福祉法人しただの設立への道のりは決して平坦ではなかったけれども、

理事長の地元へ貢献したいという思い、その頑張る姿に共感した沢山の人たちの

協力のおかげで今の法人としての姿があることが分かりました。

 

途中、理事長が自身についてお話してくださいました。

牛乳を飲むとすぐに下してしまうこと、肉と魚が食べられないからタンパク質をビールで補っているということ(単にビール好きだという可能性も・・・)、スキンヘッドだけど少しでも毛が生えてくると居酒屋の暖簾をくぐるときに引っかかる、それが困る・・・という話など。

 

これまで経営者に対して堅苦しいというイメージがありましたが、北澤理事長の親しみやすいお人柄がこの講演で印象に残りました。

この法人の雰囲気や働きやすさは、もしかしたら理事長の人柄や雰囲気も関係するのかなと思いました。

M.O

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2018年4月18日 (水)

新入職員研修のようす②~職業倫理(医療倫理)について~

前回に引き続き、新入職員研修の様子です。3月入社の社会人4年目24歳総務部女史のreportです。

t.k

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研修2日目の2コマ目は、医療法人社団しただ 新飯田療養部長による「医療倫理の4原則について」の講義でした。
 

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倫理とは、仲間の中での決まりごと、守べき秩序のことを指します。

また医療倫理には4原則があります。

 

・「患者の自律性の尊重」

⇒患者自らが適切な意思決定をできるよう、重要な情報の提供、患者の疑問に対して丁寧な説明をすること。それらをもとに患者が行った意思決定をスタッフが尊重すること。

・「患者に害をなさない」

⇒患者に対して「無危害」であること。患者のために最善を尽くすこと。

・「患者の利益の追求」

⇒すべてのスタッフが患者に最大限の利益を与えるために最善を尽くすこと。

 (例えば、すべてのスタッフは患者に転倒、転落の防止、危害が及ぶことを避けるために十分で適切な注意を払わなければいけない)

・「正義、公正」

⇒形式的な正義、実質的な正義を求めること。

(例えば、食事介助。一人で食事ができる人、できない人がいるけれども、すべての人に食事介助をするのではなく、それぞれの能力に応じたサービスを提供しなければならないということ。)

 

医療倫理の4原則について初めて知りました。

内容はごく当たり前のことのように感じましたが、倫理の存在なくして、倫理に従わなくして、質の高い看護を提供することはできないのだなと思いました。

総務の仕事には医療倫理はあまり関係ないかもしれないけれど、法人理念や方針は、医療倫理に性質が似ているのかなと思いました。

日々なんとなく仕事をするのではなく、法人職員として原点に返ることも大切だと思いました。

M.O

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2018年4月17日 (火)

新入職員研修のようす①~新入職員としての心構え~

毎年、新卒の新入職員対象として3日間程度の研修が行われています。

今回その研修にこの3月入社の社会人4年目24歳総務部女史も参加しました。彼女は2日目からの受講でしたが、2日目3日目に受けたその研修内容を全てreportにして頂きました。何回かにわたってそのreportを掲載します。


もちろん、これらの講義を受けただけでは到底現場で通用する人材とはなりませんが、医療法人社団しただ/社会福祉法人しただでの、職員教育の入り口がこのようなカタチで行われているということをご理解頂ければ幸いです。

T.K

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医療法人社団しただ、社会福祉法人しただでは、4月2日から3日間の新入職員研修が行われました。

わたしは1日目の研修には参加していないのですが、就業規則、法人理念や方針、交通安全や消防に関する講義が行われたようです。

参加した2日目、3日目の研修での講義についてまとめてみましたので、ご紹介したいと思います。

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研修2日目の1コマ目は、社会福祉法人しただ 徳間業務執行理事の「新入職員としての心構え(社会人としての自覚、行動)」についての講義でした。

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Ⅰ社会人としての自覚

ご利用者やその家族、地域の人は職員を個人としてではなく「しただの職員」という認識をするので、職員ひとりひとりが法人の看板を背負い、法人の「顔」とならなければないという内容でした。

「朝、猛スピードを出して車を運転している職員がいる」という法人に入った苦情を例に、一人の悪い行いは法人全体のイメージを下げることに繋がってしまうから、個人としての責任感はもちろん、組織の責任感を持つことが大切だということを学びました。

 

また「何のために働くのか?」という内容について、

お給料を頂いてお仕事をするということは、プロフェッショナルになるということであり、自らがそれを意識し成長していくことが社会、地域、育ててくれた両親やお世話になった人たちへの恩返しになるということでした。

 

Ⅱ社会人としての行動

入職したてのときは分からないことばかりなのは当たり前。入職後や転職、役職がついたときなど、環境の変化や困難な時ほど大きく成長できるという内容でした。

そのときに失敗を恐れず、周りの人たちのアドバイスを素直に聞くことが大切であるということを学びました。

 

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今回の講義では改めて社会人として、仕事をしていくうえで大切なことを再認識できました。社会人4年目ですが社会人になったばかりの頃に戻って、新しい気持ちでこの法人で頑張っていこうと思いました。

M.O

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